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窓際の夢  作者: 桜瀬悠生
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善と悪

 善き行いと信じて、悪しき者を駆逐しようとする。


 はたして、それは善き行いだと本当に言えるのだろうか。


 善き行いと信じているのは、相手も同じかもしれない。


 悪しき者なのは、自分なのかもしれない。


 ふたりとも正しく、ふたりとも間違っているのかもしれない。


 では、その答えを知るためにはどうしたらいいのだろう。


 そこにこそ、本当の意味での善き行いがあるように思う。


 勝てば官軍をくりかえしても、勝者と敗者が生まれるだけだ。


 戦わなければならないのは、


 他の誰かではなく自分自身なのではないだろうか。


 誰かに勝ったところで、優越感ぐらいしか手に入れられない。


 井の中から抜け出すためには、誰かと手を取りあう必要がある。


 その先には、晴れた青空が待っていることだろう。

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