29 クマと特殊クエスト「マグロの刺身」
夕食です。カレーライスです!
うん、ずいぶん減ったよ。
明日で完食だよ!
なんていうか1人暮らしで多めに作ると本当に減らないよね。
誰かいっしょに食べてくれる人いないかな。チラチラ。
ということで、ログイン。
勧誘はもう少し後からのようですので、自分のことをしてましょう。
料理用の素材もなくなったことだし、また釣りでもしましょうかと、海岸へやってきたんだけど……
釣りNPCのニックの頭の上に黄色い!マークがついてる。
たしか、赤い!マークがメインクエストで、白い!が通常クエストって説明だった気がするんだけど、黄色いのってなんだ?
どうしよっかな、ギルチャで聞いてみよっか。
ミュウ:「黄色い!マークがついてるNPCがいたんだけど、なんだろう?」
ライジャ:「黄色は確か正式サービスから導入された特殊クエストのはず」
ミュウ:「そんなのがあるんだ」
ライジャ:「特別なアイテム持ってるとか、スキルの組み合わせとかで発生するって書いてあったよ」
ミュウ:「ふーん、そうなんだ。やってみるね」
ライジャ:「がんばってな」
ミュウ:「ありがとう」
ということなら、やってみましょうか。
NPCに話しかければいいのかな?
「こんにちは」
「やぁ、君は料理が得意そうだね。
実はどうしても食べたい料理があるんだ。
作ってくれないか?」
『【クエスト:ミックの料理依頼①】の依頼があります。
クエストを受けますか?
YES
NO』
ってことですので、YESをポチリと。
「ありがとう。
僕の食べたい料理はマグロの刺し身なんだ。
マグロは向こうに見える小島で釣れるはずだよ」
げ、あの島は途中でサメに襲われた島じゃないか。
また、あそこまで泳ぐのか……
しかたないなぁ。
行くぜ!
今回はサメに襲われずに無事につきました。
さて、ここで釣りですね。
『イワシを釣りました』
違うー。
必ずマグロってわけじゃないのね。
何匹も違う魚を釣ったり、失敗したりしながら10投目。
『大物がヒットしました』
う、なんか嫌な記憶が蘇る。
クジラじゃないよね……
強い引き。
でも、クジラみたいなメチャクチャな引きじゃない。
このくらいならなんとか……
気合だ、気合!
何度も引いてるうちに……
『マグロを釣りました』
やったー!
マグロを釣ったよ!
大物だーい。
このマグロを刺し身にすればいいのか。
刺し身って包丁で切ればいいのかな?
一応、調べてからにしようか。
うーん、Wikiによると醤油が要るみたいだね。
醤油は買ってこないとないねぇ。
しかたない、戻りましょうか。
料理屋の料理素材販売NPCに醤油売ってたけど20Gと高すぎない?
バザーにおいてないかなぁ、見てこよう。
うーん、醤油はバザーにないのか。
作れないのかな?
しかたないからNPCから買いましょうか。
マグロの刺し身のスキルレベルは15か。
ギリギリ足りてるね。
あ、もしかしてこれがこのクエストの条件かな?
水泳や釣りも関係ありそうだよね。
さて、作成!
『刺し身 (マグロ)を作成しました。品質C』
よし、できた!
でも、あの大きなマグロから1人前しか刺し身できないの?
絶対なんか変だよ!
すっごく騙された気分なんですけど。
でも、まぁ指定されたものはできたようだから、これを持っていってみましょうか。
NPCに話しかけると、
「ありがとう。
なんて美味しそうな刺し身なんだ。
また今度別の料理をお願いするからよろしくね」
『クエストを完了しました』
『800Gを取得しました』
『青い浮き輪を取得しました』
おや、お金以外になんかもらえたよ。
☆☆☆
職業 料理人
スキル
【ステータス系】
生命 2.2 精神 2.6 筋力 4.5 頑強 1.1 敏捷 0.7 技量 7.7 知力 2.5
【戦闘系】
魔法 7.4 格闘 3.4 防御 2.9 回避 2.1
【生産系】
料理 15.7 釣り 11.6 採集 4.2
【その他】
水泳 12.4 疾走 4.6