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21 クマと勧誘

ライジャ:「クマ種族は初めての加入です」

ミュウ:「クマ、少ないんですか?」

ミケ太:「クマは見たとことガチ勢っぽいのが多くて誘いにくいんだ」

ミュウ:「ふむ」

パトラッシュ:「ミュウさん、時間あったら、勧誘お手伝いしてもらえません?」

ミュウ:「時間はあるんですが、人に声かけるのが苦手で……」

ミケ太:「しゃあない、でもクマさんはいてくれるだけでインパクトあるから、横でモフモフしてて」

ミュウ:「ごめんなさい」


「ってことで、モフモフいくで」


ミュウ:「わかりました」


「さっそく、誤爆してるよ」


ミュウ:「誤爆です。すみません」


 ギルチャをタップして抜ける。

 確かにこれは面倒で間違えやすいですね。慣れたら大丈夫かな?



 その場で腰を降ろして、ネコのミケ太さんとモフモフ。

 ネコのミモザさん、イヌのゴンさんもモフモフに加わってきた。


 モフモフ、モフモフ


ミケ太:「ウサちゃん発見、行ってきます」


 ネコのミケ太さんがウサギさんめがけて一目散に。

 せっせと勧誘してる様子。

 うちの時より熱心に見えるのは気のせいだろうか?


ミケ太:「ラビ、ID:3586291の勧誘おねがい」

ライジャ:「了解」


『ラビさんがギルドに加入しました』


ライジャ:「ウサギさんが加入です」

ミケ太:「よろしくー」

パトラッシュ:「はじめましてー、よろしくね」

ミモザ:「はじめましてです」

ミュウ:「よろしくお願いします」


 少しして


ラビ:「はじめましてー、よろしく」


 ウサギさんはうちの前に来て、じっと眺めてから


「違ったらごめんなさい。

 昨日メンテ前にモフモフしたクマさんですか?」


「あ、はい、そうですそうです」


「やったー、違ったらどうしようかと」


「クマの見分けって難しそうですからね」


「では、さっそく」


 ウサギのラビさんがモフモフに加わった。

 ネコのミケ太さんはウサギのラビさんをモフモフしている。

 どうやらネコのミケ太さんはウサギさんを特に好きなようだ。


「ギルマスさんとかは別のところで?」


「あー、北口の方で勧誘してる」


 そう言ってるうちに北口勧誘らしい加入者のログが


『ポリーさんがギルドに加入しました』


ライジャ:「リスさんが加入です」

ラビ:「よろしくね」


 ラビさん、素早い。


『マイケルさんがギルドに加入しました』


ライジャ:「ネコさんが加入です」


『ピーターさんがギルドに加入しました』


ライジャ:「ウサギさんが加入です」


 そんな感じでどんどん加入者が続いた。

 毛玉のかたまりもだんだん大きくなってきた。

 うちは毛玉の中心でモフモフしてただけで勧誘なにもしてませんが。


ライジャ:「30名超えたのでそろそろ勧誘いったん〆ようか。また午後から続きってことで」

ミケ太:「了解」

パトラッシュ:「わかりましたー」

ライジャ:「じゃ、せっかくなのでヒマな人だけで、一度集まりましょう。はじまりの街の広場でお願いします」

ミケ太:「待ってるで」


 どうやら30名以上の中でクマは、うち1人みたい。

 他のクマはいったいどこへ?

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