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37.describe

――なるほどなるほど、突然怒鳴り込んできたと。その上抵抗の暇なくご友人が何人も犠牲になった…さぞお辛かったでしょう。必ず捕まえますから、犯人の特徴を出来る限り思い出して頂けませんか。

 

「顔は暗くてよく分からなかったわ。人間だったのかしら?まるで鬼のような…いえそれ以上に酷い奴でした。日本刀みたいなものを持って、逃げたり取り抑えにいったりするひとを、容赦なく…ああ、思い出すだけで恐ろしい。…他に?…そう言えば、背中に何か妙なものを差してました。棒に布がついた…旗?でも、すぐとれたようでしたけど。あっ、それから、鉢巻もしてたわ。あれは…まるで、そう、殴り込みみたいだって思った」

 

「とにかく動きが速くてよ、どうしようもねえんだ。捕まえようと思ったらぴょんぴょん跳ねやがって、あの爪でもってみんな血だらけさ。ひでえもんだった。俺もこの通り、片目やられちまってよ。あの野郎、ひとを小馬鹿にしてきいきい笑ってやがってよ。目なんか爛々光ってよ…こりゃあ駄目かな、って思ったぜ」

 

「牙が、生えてたんです。こう、ぐわっと口を開けたら、恐ろしく鋭い牙が。大声で脅かして、走り回って、仲間を見境なく押し倒しては噛みついてました。…どこに? 首筋ですよ、決まってるでしょ。もう、そいつは全身真っ赤になって、目が吊り上がって、四つん這いで信じられない速さで…いいえ、動物なんかじゃないですよ。言葉を話しましたし、第一…あれは化け物ですっ…」

 

「ぼく、顔なんかわかんないよ。お母さんどこ? 悪い奴らもういなくなった? もう僕の頭突っつかない? おじちゃん、僕泣かなかったよ。あのね、真っ暗になったらお母さんがぼくを抱っこしてね、でも空から変な爪が降ってきてね、バサーバサーって。羽があったの、こう…」

 

 

――どういうことでしょう、警部。

――うむ、複数犯だというのはわかっておる。証言を繋ぎ合わせれば、おそらく数は三から六…。

――しかも人間と猿みたいな奴と、獣と鳥…サーカスじゃあるまいし。何でも犯人は、討ち入り気取りで名乗りまであげたそうですが…。

――らしいな。なんでも、やあやあ我こそは桃太郎…とかなんとか。間抜けな名前だ。

 

「~を描写する」、

「~の特徴を説明する」。

 


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