表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/45

第41話 メンバーとご対面

「………というわけなんだよ」


「はあ、それは災難でしたね」


俺は今日も藍沢社長に呼び出されて、社長室を訪れていた。


ここ3日ほど連続で呼び出されている。


最初の1日はなんだろう?としか思っていなかったが今日で確信した。


この人、俺を話し相手として呼んでいる。


話の内容が殆ど雑談なのだ。


時々志歩の話もするけど、大体は世間話をしている。


呼び出す必要ある?とは思うが、家に居ても結局はだらけた生活送るだけだろうし、それよりは全然良い。


「柳君、もし君が良いのなら志歩のグループのメンバーに1度会ってみないか?」


「eternal bondのメンバーにですか?」


「ああそうだ。後に顔を会わせることになるだろうし、彼女たちにも君の事を知ってもらった方がいい」


「まあそう言うことなら……いつにしますか?」


「そろそろ彼女たちの練習が終わる頃だから行こうか」


「いま!?」


時計を見るともう8時20分だった。


練習が終わるのは8時半、そろそろ練習が終わる時間だ。


けど心の準備をさせてほしい。


相手は同い年とはいえアイドルだ。


めちゃめちゃ緊張する。


「では柳君、私に着いてきてくれ」


俺に拒否権はないようだ。


そして藍沢社長に連れられて体育館のようなところに着いた。


なんとなく音楽と足音が聞こえる。


8時半になると音楽と足音が止んだ。


「志歩、、柳君が来たよ」


藍沢社長が部屋に入っていった。


「柳君も入って来てくれ」


そう言われて入った瞬間、アイドル4人からめっちゃ見られた。


「こいつだれ?」


「優しげなひとだねぇ」


「………?」


初対面の俺をこいつ呼ばわりのクソガキ1人とお淑やかそうな人、ぼんやりしている人が1人。


「ゆーくん!!」


あと騒がしい人が1人。


「ねーねー、君が志歩ちゃんと付き合ってるの?」


お淑やかそうな人が話しかけて来た。


「はい…そうですけど……」


「ふーん」


何!?その反応!?


「へー、あんたがねぇ……」


クソガキが値踏みするような目を向けてきた。


「………」


ぼんやりしてる人がジーッと見てきた。


「あの……なんですか…?」


「…………の」


怖い!!の ってなに!?


「なかなか……独特な人たちですね」


「それは私も苦労している」


ああ、やっぱりか……


「ここから柳君たちで話してくれ。私も少しやらなきゃならないことがある。では」


「えぇーーー」


頼りの綱がどこかへ行ってしまった。


「アンタ名前なに?」


クソガキが話しかけて来た。


「柳優だけど……」


「敬語は?」


「は??」


思わず素の反応をしてしまった。


「この桜なずな様に名前覚えてもらえるんだよ?ファンなら泡吹いて倒れると思うけど」


「残念だけど俺はアイドルの話題に凄く疎い。志歩と会うまでこのグループすら知らなかった」


「「「うっそ………」」」


志歩を除いた3人の声が揃った。


「最初の方、私がアイドルだってことすら知らなかったもんね……」


「うんまあ……」


「名前教えとくけど、さっき話してたのが桜なずなちゃんで赤髪の子が夏月夏帆ちゃん」


「ほう」


「それであの茶髪の子が柚木檸檬ちゃん!」


薄ピンクの髪が桜なずなで赤髪が夏木夏帆、茶髪が柚木檸檬だな。


「オッケー覚えたわ」


「クソガキが桜なずなだな?」


「ク、クソガキとはなによ!」


「だって発言がさっきからクソガキやん」


「私がこれでも高2なんですけど!!」


「うっそぉ」


まさかの先輩だった。


あと話しやすいせいでめっちゃ素で話してしまう。


「じゃあこれからは先輩モドキと呼ばせてもらいますね」


「モドキじゃない!」


「発言と年齢が一致してない」


「それは…!!まあいいわ…同年代の男の子とここまで言い争いをしたのは初めてよ」


「あ、良いんだ。先輩モドキ先輩」


「ややこしいからやめて!!」


「あの2人仲良くなるの早いね〜」


「「ほんとだね〜(ですね……)」」


そのあとは普通に話したりして親交を深めた。


ついでに「今後私たちが呼び出すかも知れないから」という先輩モドキ先輩の言葉でグループみんなとLINEを交換した。


(これ一般人の俺が持ってて大丈夫なやつだろうか?)


業務用とかではなく、ゴリゴリプライベートのやつだった。


俺のスッカスカだったLINEのホーム画面に新しく山吹奈珠華、新庄夏木、橘蜜華が加わった!!



桜なずな=山吹(やまぶき) 奈珠華(なずか)

夏月夏帆(なつき かほ)新庄(しんじょう) 夏木(なつき)

柚木檸檬(ゆずき れもん)(たちばな) 蜜華(みつか)

です!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ