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第32話 熱海旅行1


「ついにこの日が来たか」


そう今日は熱海旅行の日だ。


あれから1週間、龍馬も神田も何もあの出来事を広める様子は無かったので、神田が口を滑らせない限り俺らの関係がバレることはないだろう。


「じゃあ予定通り最初ホテル行って荷物置いてから観光に行こ~~!」


「レッッゴー!」


志歩も俺は午前5時にも関わらずテンションがぶち上がっていた。


快速電車に揺られること2時間半。


やっと熱海に着いた。


「ゆーくん!着いてきて!」


そして志歩に先導されてホテルへと向かった。


歩くこと約5分、ホテルに着いた。


「これは1泊9万も納得だわ」


6階建てで木材の良い匂りが漂う綺麗なホテルだ。


中に入るとガラス張りの中庭は日本風庭園になっている。


館内地図には屋上にプールがあることが書かれていた。


「予約していた水城です〜」


「お待ちしておりました。只今部屋へと案内いたします」


和服を着た女性が出てきて俺たちを部屋へと案内してくれた。


「こちらです」


部屋に着くと着物の女性はそう言って、志歩に鍵を渡してどこかへ行ってしまった。


「めっちゃ綺麗だな」


昔ながらの見た目をした暖炉が着いていて部屋全体を程よく暖かい雰囲気にしている。


ホテル自体が高いところにあり、尚且つ部屋は5階なので熱海の海が一望できる。


「どうですか、私の予約したホテルは!」


「お世辞抜きに最高だよ」


「ふふふ〜良かったぁ」


心底志歩に任せて良かったと思った。


「じゃあ、早速遊びにいきましょ〜〜!と言いたいんだけど……」


「「ぐぅぅぅ〜」」


志歩と俺のお腹が同時に鳴った。


「遊びより先に何か食べような」


「うんっ!」


実は朝から電車に乗ったり歩いたりしていたせいで朝ごはんを食べれていない。


だから俺も志歩も凄いお腹が減っている。


まず最初に来たのは熱海おさかな丼屋というところだった。


店内に入って席に座り、メニューを見た。


「見ればわかる。美味しいやつやん」


ウニ、イクラ、マグロ……


俺の好きな海鮮がずらりと並んでいた。


言ってなかったが実は俺、大の魚好きだ。


これが熱海を選んだ理由の1つだ。


俺は悩んだ末にウニイクラ丼の大盛りを頼んだ。


志歩はウニイクラ丼の大盛りとマグロ丼の大盛りを頼んでいた。


(2つも食えるのか……?しかも両方大盛りだし)


少し心配したが今までの志歩の食べっぷりを思い出し、あの量も食べ切れるだろうと思った。


そうこうしてる内にウニイクラ丼とマグロ丼が来た。


「食べ切れるか?これ」


写真より普通に多い気がする。


良い意味での写真詐欺だ。


「いただきま〜す」


俺が躊躇している中志歩は1人黙々と食べ始めた。


「じゃあ俺もいただきます」


磯の香りが鼻を抜けて美味しい……


イクラも1粒1粒がプチプチしていて美味しい……


20分後〜


「「ご馳走様でした」」


多いかと思っていたが意外とちょうど良かった。


「ふー、お腹もいっぱいになった事だし遊ぼ〜!」


流石に志歩もお腹いっぱいになったらしい。


毎回思うがあの細い身体にどうやってあの量の海鮮が収まっているのだろうか。


お会計を済ませ外に出ると、志歩が突然俺の腕を掴んで小走りを始めた。


「ちょっと、待って、吐く」


「あれ見て〜〜」


遠くを見ると海上で変な機会に乗って浮遊してる人がいた。


「あれやりたい〜」


「分かったからちょっと休憩させてくれ」


「しょうがないなぁ〜」


そうして2人でベンチに座っていると近くを通ったおじいさんに生暖かい目を向けられた。


なんかグルメ小説みたいになっちゃった。

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