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第26話 ボーリング


「じゃあ打ち上げ恒例のラウンドツー行くか!」


男子の誰かがそう言った。


「柳!一緒にボーリング行こうぜ!」


体育の時に俺にめっちゃ怨念を言ってきた神田が話しかけてきた。


「神田、俺ボーリング苦手……」


実は俺ボーリングめっちゃ苦手なのだ。


「バスケの時腕力強そうだったからボーリングも得意かと思ってたけど得意じゃないんだ」


「コントロール効かなくて隣のレート行ったり、上手く行ってもピンが欠けたりしてポイントにならない……」


「柳、それはそれでやべぇよ」


するとラウンドツーに着いた


「じゃあ自由に回って遊ぼうぜ〜!」


「よし!お前ら!柳もボーリングくるぞ!」


「柳、俺らだけ特別ルールで負けたやつアイス奢りな!」


「俺がボーリング得意か聞いたのはそのためか!!」


「あと、普通にお前の隣のレーン入ったらボール飛んできそうで怖い」


「柳!あの時の恨み晴らしてやるからな!!」


神田以外の2人も俺への復讐に燃えているようだった。


そのまま靴を借りに行きボーリングを始めた。


1投目


「ストライク!」


スコアボードに出てきたキャラがそう言っていた。


「柳……いくら何でも腕力強すぎないか?」


「なんか今日調子いいかも」


1ゲームを終えた。


俺の得点は289点だった。


「柳強すぎだろ……」


「勝てるわけがねぇ……」


「ゆーくんボーリング上手なんだね!」


どこからか志歩が乱入してきた。


その瞬間神田たちの目が悲しみに暮れる目から一転、嫉妬の籠った目になった。


「いや今日は偶々調子よかっただけだよ」


「でも289点ってすごいよ!私の自慢のいいーー幼馴染だよ!」


(めっちゃヒヤッとしたぞ!)


志歩はそれだけ言って去っていった。


「あの、言っておくがお前らの250点も普通に化け物だからな?」


「289点のバケモンがそれを言うか……」


あとでボーリングやった人の得点を見てみたら俺が1位、神田が2位という結果だった。


その後はダーツをしたりして、俺が神田に刺しそうになったり、バスケで俺が無双したりした。


あ、ちなみにちゃんとアイスは奢って貰いました。


「全然まだ遊べる時間だけどどうする?」


時間になりみんなで集まって話していると


「じゃあ、デザートパラダイス行く?」


そんな話が出てきた。


「なにそれ?」


「結構歩くけどデザートパラダイスって言うスイーツ食べ放題のところがあるんだよ」


「そうなの!?私行きたい!」


志歩が食いついてきた。


すると神田は鼻の下を伸ばしながら


「志歩さんがそう言うなら行こうか〜」


と言っていた。


「ちょうど俺も甘いもの食べたかったし行こう」


女子たちは男子より遥かに盛り上がっていた。


「何で女子ってこんなに甘いの好きなんだろうか」


「そういうもんなんだよ。ま、俺は少し太っている人の方が好きだからいいけどな!」


「誰もお前の性癖は聞いてない」


神田は話すことを考えればモテると思うんだがなぁ。


「じゃあデザートパラダイスへレッツゴー!」


そしてデザートパラダイスに着いて50分後、俺はテーブルに突っ伏していた。


「調子に乗って食べすぎた……」


「俺も食いすぎた……」


食べ放題が終わり、テーブルの上には山にようにお皿が重ねてあった。


俺と神田、他男子2人が腹一杯食べたらこうなるに決まっている。


帰る際、女子のあるテーブルに俺たちの倍以上の量の皿が積み上がってた気がするが見なかったことにした。


「じゃあこの辺で解散にするか!」


「だね〜、ばいばい〜」


そうしてみんな帰って行った。


「さて俺も帰るか」


「ゆーくん!」


志歩が後ろから俺を呼んできた。


「一緒に帰ろう!!」


「今、変装してない、ダメ、ゼッタイ」


「え〜」


「少し距離とって帰ろう、制服姿でバレたらマジ洒落にならんから」


「は〜い」


そして俺たちは少し距離をおいて家へと帰っていた。


すると後ろから誰かが走ってきて俺の横を通り過ぎて行った。


その通り際にその人を顔が見えた。


(何でここにいるんだ?)


その人はカフェに行く時しょっちゅう会ったあのおじさんだった。


そして、あのおじさんの走って行く方向には志歩がいた。


(まずい、志歩が狙われてる)


直感でそう思い俺もそのおじさんを追って走った。



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