ボキャブラリーってなんなんだろうね
ボキャブラリーとはなんなのだろうか。
仕事中のクソなクレーマーに対してのイライラから逃避するように妄想に浸っていたらふっと沸いて出た疑問だった。
私も趣味で小説を書く。
本当に趣味の範囲だ。作家などと豪語できないし完結まで持ち込めたのなんて数える程度。
それでも書くこと自体が好き、というより物語を作るのが好きだから書き続けてはいる。
だが何年書き続けようが物語を作ろうが妄想に浸ろうが一向に文章能力が上がらない。
上がらないうえ、どこがダメなのかはっきりわかっているから余計に凹むのだ。
その一番がボキャブラリー。
言葉の表現力。
それが私にはない。
物語を作る者として致命的では?と言われるそれがない。
だが純粋に考えてみてほしい。
例えば「歩く」。
もうこの「歩く」という二文字の言葉で何が起きてるのか、どうしてるのかわかる、完結している単語だ。
それをわざわざその二文字の言葉を使わずに何行もの文字を使って表現しているのだ。すごい。意味わかんない。
そしてその「歩く」という表現が人によって違うではないか。十人十色どころじゃない。人の数だけある。頭いかれてんのか。
もういいじゃん、歩いてんだよこいつは。道を。歩いてる。オーライ?って感じで書くけどどうしても薄っぺらい。何お前その場で足踏みでもしてんの?ってなる。逆にそれはすごいのでは?って錯覚する程度に。ダメに決まってんだろ。
自分がそんな感じなのに他の作家様の本を開けばそれはもう歩いてるのか走ってるのか競歩なのか何歩歩いたかまでわかりそうな勢いではないか。死にたくなる。
どうしたらそんな表現ができるようになるのか。いやむしろその表現を生み出す瞬間が見てみたい。
何を考え、どう感じ、どうしてそう書き込んだのか。
「あーわかるわかるー。私も知りたーい」とかほざいたそこの作家。あんたはインタビューされる側だ。
もうこの怪文書を読み解く能力が備わってる時点でかなりのボキャブラリー、読解力を持っている猛者だと私は思う。でなければこんなとこまで読んでない。そもそもこれはこの文章を書いてる本人のメモというか嘆きというか怒りというか現実逃避なのだ。何が言いたいかというと読ませる気がそもそもない。
読みにくいだの意味が分からないだのそんな言葉は欲していない。帰れ。
同志が欲しいわけでもなく、賞賛や評価がほしいわけでもない。
欲しいのはボキャブラリー。お前だ。
なに食ったらあんなキラキラした言葉は生れ落ちるのだろうなぁ……。という一行で私の文章力はお察しだ。素晴らしい人はもう2~3行書く。どんな文かはわからん。書けん。これで例で書けるやつはボキャブラリー豊富だ。敵だ。お呼びじゃない。帰れ。
まぁそんな感じで、私が意味がわかない。どうやったら手に入るんだといったような疑問をもつものやなんとなく思いついたものを書き留めていこうと思う。
日記?エッセイ?なんだこれ?よくわからんがストレス発散現実逃避の一環だ。
なのでオチとか起承転結とか前後左右の文章校正とかそんなものはない。
下書きとかもしないので全部一発書き。誤字脱字とか気にしたら負け。
とりあえず、気が向いたら思いついた限り吐き出していこうと思う。