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堕天使ルシファーは弁明する、地上に産み落とされた運命について

作者: 佐々木 龍

創造主は苦悩したに違いない


あらゆる善と

あらゆる悪を

創造した咎を負い

崇められ

真に孤独である事に

その苦悩は

あらゆる創作を行うものを魅了する

創造主に近づく行為

情熱に従うほど周囲を焼く

業火のようだ

優しい世界

エデン

調和の世界

貴重な聖域

堕天使は地上に降り立つ

地獄を求めて

麗しき楽園を

自ら去る

追放?とんでもない事だ

悪魔は天国が好きだった

ただ己の躰が

炎で出来ていたから

そこにいられなかっただけ

柔らかな羽毛や

芳かぐわしい草木を

燃やしたくなかった

ただそれだけ

水は喜ばれ

風は讃えられ

光は崇拝され

闇は優しい

炎は

エデンにおいては無用

冷たい大地で

私は神になった


悪魔はかく語りき

「産み落とされたのではない、生まれるしか無かったのだ、と」

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― 新着の感想 ―
[良い点] 興味深い詩でした。 美しいフレーズ。 ルシファーはほんらいは、 ミカエルに並ぶアークエンジェルだった…… との神話を思い出します。 [気になる点] ゲームの 女神転生を 連想してしまう。…
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