マイペースに異世界で過ごす
初原稿です!個人的にハーレム作品が好きなのでその線で書こうと思います!
「ぶもおー!!」
俺は今、豚が二足歩行をしてでかくなった怪物、いわゆるオークという存在に追いかけられている。
何故こんな状況になっているのだろうかと、ふと、考える。
「それもこれも自業自得なのだが」
特に元の世界に未練はないし、自由に修行が出来ると思ってエルフになったわけだし。
「やっぱりチートもらっておけばよかったかなー」
と若干後悔している。
「「「ぶもー!!」」」
しかもなんか増えてるし、オークと言ってもアニメやゲームによく出てくる見た目ではない。
豚の頭に人間の身体から毛を生やしたような見た目だ。
異世界に来て五分、滅茶苦茶に移動した結界がこれだ。
とりあえずこのままだといずれ捕まってしまうので、木の葉を全身に掛けて匂いを誤魔化して木の上に隠れることにした。
木が鬱陶しいしカサカサする。
どうしておれがこんな目にあっているかというと話しは1時間前ぐらいに遡る。
俺、神田 刹那は16歳だ。
学校から帰っている途中、いきなり白い光が
通学中にあふれ、目がさめたら白い空間に1人の爺さんと2人の男女のいる謎の空間にいた。
なにこの状況。
「混乱しているとこすまんが、まず名乗っておこうわしの名前はジルーグ異世界の神じゃ。今の状況は、いわゆるテンプレというやつだ」
それからは神様(仮)からの怒涛の説明ラッシュが始まった。
15分後、、、、
説明をまとめると2人の男女は神様(仮)の過ちで死んだので転成させたくて呼び出したらしい。
そしたら、たまたま魂の波長が似ていた俺が巻き込まれたようだ。
「ああ、もちろんなにもせずに放り出しはせんよ。転成するにあたって、何か特別な力を与えよう、この中から何か能力を選んでくれ」
そういうと俺たちの前に半透明のプレートが現れた、
種族 [未設定]
人族
身体能力や魔法が平均的な器用貧乏な種族、魔法は適正が無ければ使えない。
魔族
身体能力が高く、魔法には適正が必要ない、羽が生えている種族が多く人族とは犬猿の仲。
獣人族
身体能力が高く、魔法は適正が無ければ使えない、耳や尻尾が生えている。人族とはたまに交易をする程度の中。
エルフ
生まれつき魔力が高いが身体能力は低い、全体的に美形で魔法は全属性が使える。閉鎖的な種族で寿命がとても長い。
ドワーフ
身体能力が高く、背は低い生まれつき火と土に適正があり、ハンマーを得意とする。
他にも、龍人族、海人族、天使、悪魔など様々な種族がある。
何かに特化したり、中途半端に強くなるのは嫌なので、長い間修行が出来ると思ってエルフになった。
他の二人は人族を選んでいた。
「種族は選び終わったようじゃな、次は特典能力を選んでくれ」
特典能力
剣の理
魔法の理
万能創造
転成
超人化
レベル制
成長補正5倍
種族変更
…………etc
能力は修行が終わった後、自由に生きたいので、転成にした。
神様に修行中に心が折れないようにして欲しいと言ったら不屈という力もくれた。
2人の男女は男の方は剣の理、女の方は魔法の理を選んでいた。
「そうそう、君たちには特に使命とかないので世界のバランスを壊さない程度に自由に過ごしてくれて構わない。」
爺さん(神)はそう言って足元にここに来た時に現れた魔法陣?を展開させた。
「あ、暇な時に話しかけるかもしれないがその時はよろしくな」
おいおい神様が暇ってそれ言っちゃダメなやつだろ、と内心ツッコミながら俺は意識がなくなっていった。
初原稿です。誤字脱字があったら教えてください!