愛銃
俺は今無理難題を押し付けられている。
「えーとですね、まずなんで俺一人で行かないといけないんでしょうか?」
「相手が一人でこいって言うんだ仕方ないだろ」
おい加齢臭マンお前には聞いてない。とっとと部屋の奥で抜いてこいこの変態加齢臭デブが。
「待ち合わせ時間は午後10時。取引分の麻薬をもって待ち合わせ場所に向かってください。場所については後で地図を渡します。」
さすがの丁寧な説明。憧れるぅぅぅ
「いいか?今回の取引価格は100000$なんだぞ?この取引でCRAZYSはかなりの大金を手に入れる。もし失敗してみろ、お前の頭の風とうしを良くしてやる」
その言葉は後のお前の姿そのものだよこの野郎
「分かりました。それまでに準備をしておきます」
「頼みます」
そう言うとカレナさんは俺のもとに寄ってきて待ち合わせ場所の書かれた地図を渡してきた。
俺はとりあえず一週間後の取引のために銃を買おうと思い知り合いが経営してる違法な武器屋に行って通常では手に入らないようなGreatでwonderfulな武器を知り合いという理由で格安で手に入れようって寸法よ!
そうこう言ってるうちに店のあるおんぼろ小屋についた。
俺はインターホンを鳴らし入れてもらおうとすると
「合言葉を言え」
「んなもんねーよ」
「入れ」
なんてスマートな会話!あらやだかっこいい実にcoolだ。
「珍しいなお前がここに来るなんて」
中にはこの店の店長であり俺の知り合いの『ジョージ・マッケンジー』がいた。
「ああマフィアに入ったから銃が欲しくてな、ここで一番良いハンドガンを格安で売ってくれ」
「却下」
即答ですか
「何でだよ」
「あるにはあるんだがまだ調整が必要なんだよ」
「へー見せてー」
「ガキかお前は、まあいい“特別に ”見せてやろう」
そう言うとマッケンジーは俺を奥の部屋に連れていった。
「これだ」
そこには歴史的名銃アーティラリーがあった。
「なんというか、凄いね、これ」
はっきり言って凄いしか言葉が出てこない。
「まぁ欠陥だらけなんですけどね」
「駄目じゃん」
「いや違うんだよ実は...」
マッケンジーいわくこの銃は古くてかなり手入れが大変らしい。
後銃身部分に花の模様が彫られているらしい。
「だからまだ売れないわけ」
「よし買おう」
俺は即買うことを決めた。だってカッコいいんだもん!
「お前俺の話聞いてた?性能と欠点があってないんだよ」
「んなもん後から考えればいい、とりあえず試し打ちさせろ」
俺は銃を手に取り試し撃ちの出来る部屋に行き的に向かって銃を撃った。
「まぁいいやこれは俺が買おういくらだこれ」
「900$ってとこだな。はっきり言って」
「お!安いねー!ほいお金」
俺は金を払いとっとと店を出ようとする、すると背後から突然
「おい待てこら金が足りんぞ、後400$足りん」
ち、バレたか。
「アーイヤーオレトシタコトガカネヲダシワスレルナンテナー」
「わざとだろお前」
「...はい、」
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しかし1日で1400$の出費とは、トホホ。
まぁいい動く加齢臭製造機を殺せば俺は世界一の金持ちだ!断然殺さなくては!
俺は明日の取引のためにはやく帰って寝ることにした、お休み現実。