全ての始まりの始まり 後編
俺は今、危機的状況に陥っている。crazysの入試試験を受けなきゃならんのだ。俺ろくに学校行ってないからペーパーテストとかだったらムリなんですが
「テストって何するんですか?」俺はとてもさりげなーく
「射的試験と体術試験、体力測定に後反射神経試験だ」
、聞いたことのない試験名ですね
「わかりましたいつから受ければ?」
「今からだ」
は?今から?はやくね?
「随分急なんですね、今からなんて」
「暇だからな、時間が有り余っているんだよ」
すっげー悲しくて単純な理由だなーおい大丈夫かよこのギャング近いうちに解散すんじゃねーの?
「わかりました、どこでやるんですか?」
「こっちだ、ついてこい、おい、俺が戻るまで見張り頼んだぞ」
ここで今まで空気状態だったもう一人の見張りにボッチ見張りの命令が、良かったね!出番があって!
「まずは射的試験だ、10秒以内になんか機械的な穴から出てくる的を何枚撃ち落とせるかが試験だ」
これまた単純だ、てか機械的な穴ってなんだよ、なんか卑猥じゃねーか
「よし、始め!」
10秒後
「嘘だろおい、確かこの試験の平均って5くらいだよな?それなのにこいつ、10個以上撃ち抜きやがった」
どうやら俺はなんかすごい記録を残したらしい、門番のあんちゃんが驚いていらっしゃる
「ま、まあいい、次は体術試験だ!今からうちの若いのにお前の相手をさせるこいつらに倒されることなくあわよくば倒して5分間生き残れ!武器の使用は禁止体術のみで倒せ!」
おっと、休ましてくれないんですね、まぁそんなに疲れてなかったしいいけど
「始め!」
開始の合図とともになんか柄の悪そうなやつが俺に襲いかかってくる。やめて!僕ちんにはそんな趣味はないのよ!
「いひヒヒヒ覚悟しやがれ青二才が!お前を粉々に砕いてやるぜいひヒヒヒ」
うわ気持ち悪!?笑い方もっとマシにできないのかよ、まぁいいやなんか生理的に無理だしとっとと倒しちまおう
「ふん!」
俺は相手がなぐりかかってくる前に相手の顔面に一発お見舞し拳をしまった
その瞬間相手が後方3mまで数人巻き込みながら吹っ飛んだ
「ひぃこいつ化け物だ!俺らの手に負えねぇ」
残った相手が倒れ込んだ。その姿はまるでJAPANESEDOGEZA
この調子で残りの試験もとっとと片付けちまおう。
残りの試験はつまらないものだった。体力測定は普通の学校とかで受けるやつだったし反射神経試験は
まあ、あれだようは飛んでくる弾をただただ避けるだけのものだった。
「よし、文句なしの満点合格だ幹部候補になれるかもしれん」
マジか、いきなり幹部候補、カルロッテ暗殺に一歩前進だぜ!やったね!
「明日ここにこい、ボスに挨拶するぞ」