菊一文字則宗について
膨大な量になりつつある本作、せっちん!を整理するための個人的なメモです。
思いついたことを気ままに書くので、あしからず。せっちん!を読んでない方はネタバレを多数含むので、回避推奨。
一回目の今回はキャスト能力についての補足です。
菊一文字則宗
せっちんが持つ幻の名刀。元ネタは、司馬遼太郎の新撰組血風録。るろうに剣心などにも登場する刀ですが、現存は確認されておりません。平安末期に後鳥羽上皇が打たせた太刀であること以外は、不明。
ここでは、太刀の真偽を明らかにする目的はありませんので、この辺で切り上げます。
話のテンポ上、則宗の能力を完全に記述できなかったので、ここに載せて置きます。別に知らなくても話がわからなくなることもありません。大まかに分けると、封印と、憑依ですが、色々細かい条件があります。
一
斬ったキャストの能力を封じる。
二
封じたキャストの能力をせっちんが使うことができる。憑依。
三
則宗本体をせっちんが振ることはできない。鞘から抜けない。投げ落とし不可。
四
則宗本体はゲスト全員が使うことができる。ただし、斬ることができるのはキャストのみ。それ以外を斬ろうとすると、せっちんが邪魔をする。
五
封じたキャストは死亡していない。一度憑依させると、解放される。同じキャストは二度と封じられない。
六
キャストを封じた状態で、別のキャストを斬ると、封じていたキャストが解放される。斬られたキャストはその際、封印されない。
七
せっちんクローンは則宗を生み出せないが、全身の細胞を使うことで、劣化コピーは作り出せる。コピーされた則宗は部分封印機能のみ。憑依はできない。
八
憑依状態では、せっちん固有の能力、運命のアカイイトなどの能力は使えなくなる。不死もなくなる。
九
憑依する対象が習得していない能力は、発動できない。
十
合わせ鏡の性質を持つニーナ、ナノの片方を封じた場合、もう片方も自動消滅。封印解除か、憑依後、両方同時に復活する。
憑依時は、封じた方の能力しか使えない。
例、ニーナ 太陽王
ナノ 月光蝶
十一
完成体のcold playを封じた場合、せっちんの意思にかかわらず、熱をせっちんの体内に溜め込み、自爆する。これは憤怒のキャストに意思がないため、機械的に行われる。クローンが肩代わりすることも不可能。
十二
オリジナルの則宗が封じた能力をクローンは憑依できない。
十三
憑依の準備中に妨害されると、封印は強制解除。せっちんにも隙が生まれる。
十四
部分的に能力を封じることも可能。稼働部や、再生能力など。
十五
暴食の能力、時間どろぼう発動中に能力を封じると……どうなる? よくわからん。
十六
則宗に斬ることができるのは、あくまでキャスト本体のみ。
キャストが起こした現象には影響を与えない。
ガラス片や、水蒸気、罪業の書で具現化したものなども、斬れずに素通りする。
と、纏めるとこんな感じです。
こうしてみるとお世辞にも使い勝手がいいとは言えない能力です。
ゲストが則宗で部分的に敵の能力を奪って、せっちんが、肉体強化で殴るのが、基本戦術なのかな。うまくいかせてない……、クソが。
ゲストとペアで力を発揮するのは、暴食、強欲なんかと似ています。
またなんか思いだしたら、書きたしたいと思います。
次回は、双子の話にしようかな。