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透く花の色は  作者: 白鈴 すい
第六話 ヒルガオが見た兄弟のかたち
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戦略がものを言う

 プログラムナンバー16、騎馬戦。


「お前がこういう競技出るのって意外だったけど。……すげぇな」

「ふふふ、蒼一朗さん。こういう戦略がものを言う競技は、僕の得意分野なんですよ」


 湊人が指揮した白組は、自軍の大将騎を倒されずに数々の鉢巻きを奪い取り、見事一位になった。

 弱そうな騎馬から先に倒し、強そうなものには複数の騎馬で挑む。

 挟み撃ちなども駆使した、なんとも鮮やかな手際だった。






 プログラムナンバー17、華のステージ。


「いや、すげーお前らしいっていうのはわかるんだけど……」

「……参加しただけいいだろう。僕は成人男性の半分くらいの薄さしかないんだから、充分チームに貢献したはずだけど」


 この種目には、理玖が参加した。

 恰幅の良い女性に突き落とされそうになりながらもなんとか踏ん張ったのだが、白組は残念ながら四位という結果に終わった。

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