表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
透く花の色は  作者: 白鈴 すい
第四十一話
509/780

みんなに笑顔を届けるよ!

 遂に、夏生たちのコンサート当日になった。

 一色隊の面々は、楽屋にて開演時刻を待っている。

 当初招かれていたのは、今回の出来事に深く関わった颯と虹太だけだった。

 だが実際には、他の者たちも多少なりとも協力している。

 それを夏生の事務所に伝えると、全員が招待される結果となったのだった。

 女性客がひしめく客席で、颯が平静を保てるわけがない。

 故に、客席ではなく楽屋のモニターで夏生たちを見守ることにしたのだ。

 ちなみに、日菜子や寧々はどうしても都合がつかずに不参加である。

 由莉も、協力していたことが知られると困るのでここに来ることは出来ない。


「始まりましたよ! みんな、キラキラしてんなぁ……!!」

「うん☆ 衣装も曲もお客さんに好評みたいだし、よかったね~!」


 開演時刻になり、コンサートは幕を開けた。

 颯がデザインした衣装を身に纏い、虹太が作った旋律に歌声を乗せる。

 夏生たちの輝く姿は、皆をあっという間に魅了した。

 コンサートは、観客たちと一体になりながら順調に進んでいく。

 だが中盤に差し掛かろうというところで、事件は起こったのだった――――――――――。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ