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透く花の色は  作者: 白鈴 すい
第三十九話
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まほうつかいさんの住む森

「魔王を倒す武器を持つ、魔法使いの居場所ですか……」

「……ああ。何か情報はないか?」

「ありますよ。ここから南に五キロほど進んだ場所にある森に住んでますね」


 ヤマトとシュウヘイは、ミナトから情報を聞いています。

 ぱかおがいると話が進まないので、彼はシンと一緒に店の外で待機中です。


「五キロか……。まさか、そんなに近くに住んでいたとはな。勇者様、歩けますか?」

「うん! だいじょうぶ!」

「では、早速行きましょう」

「待ってください。話は最後まで聞いた方がいいですよ」


 席を立とうとした二人を、ミナトが呼び止めます。

 どうやら、彼の話はまだ終わっていないようです。


「人里からそう離れていない所に住んでも大丈夫な理由があるんですよ」

「……その理由というのは?」

「まあ、簡単に言うと魔法使いの家に辿り着けないからですね」

「……どういうことだ?」

「森全体に、侵入者を拒むための強力な魔法がかけられてます。そのせいで、いくら歩いても入口に戻されてしまうらしいですよ。その魔法を解くにはアイテムが必要らしいんですが、さすがにそれがどんな物かはわからないですね」

「魔法を解く、アイテムか……。情報提供、感謝する」

「いえいえ。また何かあったらいつでもどうぞ」

「勇者様、行きましょう」

「うん。ありがとうございました!」


 ヤマトはぺこりとお辞儀をします。

 ミナトはそれに笑顔を返しました。

 魔法使いから武器を貰うには、アイテムが必要なようです。

 さて、そのアイテムとはどのような物なのでしょうね。

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