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透く花の色は  作者: 白鈴 すい
第六話 ヒルガオが見た兄弟のかたち
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お兄ちゃん自慢

 数人の少年たちが、集まって話をしている。


「お前、今度の地域運動会、行く?」

「おれその日、おばあちゃんち行くから行けないんだよなー」

「ぼくは行くよ! しゅんすけも行くよね?」


 隼輔と呼ばれた少年は、嬉しそうに返事をした。


「もちろん、行くに決まってんだろ! にいちゃんと行くんだ! おれのにいちゃん、めちゃくちゃ足速いんだぜ!」

「お前も足速いもんなー」

「いいなー、足速いにいちゃん。おれのにいちゃんは、太ってるからだめだ……」

「へっへーん、いいだろ! おれのじまんのにいちゃんだ! にいちゃんは、だれにも負けねぇ!!」


 隼輔は、誇らしげに言う。

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