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透く花の色は  作者: 白鈴 すい
第二十話 イベリスの誘惑
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いざ、ようほうじょう!

 オレたちは今、ようほうじょうにいるぞ!

 ヤマトやミウを含めて全員で来たんだ!

 ミナトやコウタは来ないかなって思ってたんだけど、さすがトウカだよな!

 トウカに誘われて、断れるヤツなんているもんか!


(シン、まだか!? まだか!?!?)

「もう少し待って……」


 難しいことはわかんないけど、シンは頑張って機械を回してる。

 はちの巣をこれに入れて回すと、はちみつができるらしい!

 シンのこんな早い動き、オレを助けてくれた以来見たことないぞ……!


「できた……」

(くれ! くれ!)


 ボウルが、きれいな色のはちみつでいっぱいだ!

 オレがねだると、シンはスプーンでよそって食べさせてくれた。


(……うまー! なんだこれ! すっごくうまい!!)

「ほんとだ……。こんなにおいしいはちみつ食べたことない……」


 オレに食べさせると、シンもすぐにはちみつを口に含む。

 いつもは無表情な顔が、ちょっぴりトロンってなってるぞ!

 これだけうまかったら、そうなるのも当然だよな!

 周りを見てみると、他のみんなにも大好評みたいだ!

 特に、リクはいつも小食なのにどんどん食べてる!

 自然のものが好きなヤツだから、気に入ったんだな!


「心くん、ぱかお。満足してもらえた?」

「透花さん……。うん。大満足。ありがとう」

(トウカ! 連れてきてくれてありがとな! めちゃくちゃうまいぞ!)

「それならよかった。せっかく来たんだし、他のこともしていかない? 巣の部分から取れるミツロウを使って、キャンドルが作れるんだって。みんなで作って、部屋に飾ろうよ」


 こうして、大満足でさいみつ体験は終わったぞ!

 この後は、ろうそくを作るらしい!

 オレはみんなと一緒にはできないけど、きっと見てるだけでも楽しいよな!

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