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存在しないはずの出会い
6章
ー家族、友人、恋人、他人
人が生まれて死ぬまでの出会い、そして別れ…
出会う事がある人の方が少ない
出会う事なく死んでいく人の方が多い人生
ーたとえば出会う事が無いはずだった
ーたとえば出会うはずだった
運命と言うレールから外れてしまった男は
来るべきでは無かった、出会ってはいけなかった
男は確かに死んでいた
その事実が変わることはない
それが男の運命だったのだから…
食事が終わって
「それでは先程の話についてお話しますね」
この場所が【忘れられた者】がくる場所だということ
妖怪も人の記憶が風化して消え去ってしまった事によりここに存在している事
そして…俺が元の世界に戻れるという事だ
「ご理解頂けましたか?」
「最後に貴方に会いたがっているお方が居るので付いてきてくれますか?」
ここで俺は【運命】と言える出会いをする




