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幻想入り
4章
「あれ?あなたは…?」
怪訝そうな顔をしている、当然と言えば当然である
「あなた人間?だね?」
「それもここではなく外から来た人だよね」
人間?外から来た?何を言っているんだ?
「外から来たって一体どういう事ですか?」
今は何も情報がない、俺の認識がおかしいのかもしれない
「もしかしてこっちに来たばかりなの?」
「それは運が良かった」
「妖怪に食べられなくて済んだからね」
妖怪?次は妖怪か?さっきから一体何を言っているんだ
「妖怪…?ってそんなのが居るんですか?」
「居るも何もワタシも妖怪だから」
「え?」
「だから、私も妖怪だって!」
頭が混乱し続けている…
「どう見ても人にしか見えませんよ?」
なんでこういう時に限って冷静なんだろう俺は
「ここの妖怪はみんなそうだよ」
「だから外から来た人は不容易に近づいて食べられちゃう」
「あの、だから、その外から来た…」
あ…意識が…
「ちょっ、君大丈…
そして俺は気を失った




