悪魔の斧
私が指示された時には、神は動き出していた。
もう残された時が少ないということもよく分かった。
だから私は、素早く行動する必要があった。
正確に、贈り物を届ける必要がある。
贈り物というのは、本来であれば神から与えられるものだった
今では、神以外の者も贈り物を行うことがある。
私なぞはその筆頭であろう。
さて、贈り物を与えられる者は、すでに決められている。
血の契りによって人類世界へと舞い降りた私は、召喚主に従うこととなった。
あとは天使がうまくしてくれて、人間どもがストーリー通りに動いてくれるのを待つだけだ。




