異世界召還で死んだ
――シニタクナイ
焦点の合わない目。
ピクリとも動かない四肢。
全身冷えこみ、もうすでに熱を育成する事を拒否した血肉。
アア…… ワタシノ人生ハ ココマデナノ?
こんな見知らぬ土地で。
こんなうじ虫のように、ボロキレになって、誰にも見取られる事もなく、誰にも悲しまれる事もなく。
存在自体を認められなく。
ただひとりで。
泣くための涙はもう枯れはて、泣くことも出来ない。
ただ、ただ。
悲しさに胸が圧迫される。
そして、
あふれる憎しみの気持ちは、突かれたような苦しみを訴える。
神がもし居るのなら、この結末を追いやった運命を恨むだろう。
もし私に力があれば、この結末をもたらした人の手を恨み、復讐を成し遂げるだろう。
だけど。
だけど、もうすべてが遅い。
後数分もしないうちに、私という意識は失われ、ただの肉塊になる。
逃げ込んだ森の中に住まう野生の獣達によって、その体は荒らされるだろう。無残に。原型を残す事もなく。
ナンデ コンナ事ニ……
私ハ コンナ トコロデ 死ヌノハ 嫌
神ガ コノ世界ノ人ガ ニクイ
「ほう。たまには散歩に出てみるものだ。これは面白いものを見つけた」
――ダレ?
頭上から聞こえるバリトンの声。
姿を捉えたかったけれども、目の焦点を合わせることができなかった。
「生きたいか? 異世界の人間よ」
あざけるような、楽しむような、そんな口調。
イキタイ
答えようとした。
だけどもヒューヒューと喉が鳴るだけで、自分の口から言葉が出ることはかなわない。
「こんな運命を作る神が忌まわしいか? この世界の人間が憎いか?」
キライ キライ キライ ダイッキライ!!!
ニクイヨ! コロシテシマイタイ!
私は自分の世界で、すごく幸せだったとはいわない。
だけど人並みの普通の幸せな生活をしていた。
高校に通い、行く専門学校も決まり、料理人になる夢を追いかけ……。
不自由なく両親に育てられ、友達と会話し、遊びに行き、恋に憧れていた……。
ごくごく普通の生活。
それなのに!
いきなり壊された!
コノ世界の人間によって!
それも納得いかない理由で!
私ヲ 運ンダ アイツラ 許シタクナイ
……許シタク ナイ。
ダケド 私ニハ 力 足リナカッタ
私ハ ヨワカッタ
そして、強くなるにはもう……時間が無い……。
力もなく、時間もなく。私に許されたのは、恨むことだけ。そして恨みながら死ぬことだけ。
「ならば、人をやめても生きるか? 人として死ぬのも選択のひとつだがな?」
バリトンの声を持つ男はニヤリと笑った気がした。
そういえば、何故この男は私の声が聞こえるのだろう。
ヒューヒューとした空気しかでていない。声帯はこわれ、音声を出す事を放棄した喉では意思を伝える事など出来ないはずなのに。
そもそも私は異世界の言葉は分からない。それなのに男の言葉がわかる?
そんな事よりも何故私が異世界の人間と知っているの?
それらの事実に気がついたとき、私はこの男の正体が分かった気がした。
私たちの世界にはいなく、この異世界にいる存在――それは……。
それは1ヶ月? と表現していいのだろうか?
とりあえず、何十日と前の出来事だった――。
私はごく普通の……そう、何の変哲もないただの高校生だった。
すべてが終わりを告げたあの日も、いつもと何も変わらず。
学校に行って帰る。
そんな決まりきった単純な日の1ページだった。
特別天候がおかしかったわけじゃない、動物が逃げ出したとか、変な夢だって見ていない。
予兆なんて何もない。本当にいつもどおり。
私は幼なじみの直樹と、くだらない事をだべりながらのんびりと帰路を歩いていた。
だが。
突然――それは、崩れた。
風が止まり、虫の音も消え、空気が固まる。
直樹の足元に突然現れた光の召喚陣。
「何だ! これ!」
突然の事に私たちは、慌てふためいた。
その時の私はそれが召喚陣なんてわからなくて。
ただよく分からない出来事に混乱して、光が直樹をつつんで異常現象を包むことに恐怖をおぼえ、周りに助けを叫び求めても、誰も答えてくれる人はいなかった。
私と、直樹しかいない。
「直樹!」
「風香! 助けてくれ! これナンなんだよ!」
直樹もパニックに陥っている。
それも仕方ない。
光はどんどん直樹の体をつつみ、地面へと底なし沼のように埋めていく。
すでに体は半分埋まっており、上半身はほふく前進をするかのように、地面にぺったりと胴をつけ、腕で必死にもがいている。
だけど頑張って前に進もうとしても、光が直樹の体を吸い込む力の方が強いらしく、砂の上に 引きずる跡を作るのみ。
ズズズズズ
と砂を引っかく音が生々しい。
「直樹! 直樹!」
「オレ怖いよ。何が起きたのかわかんねえよ。沈んだらどうなるのか。オレ死ぬのか? 怖い、助けてくれ、死にたくない!」
直樹はボロボロと泣き始め、それでも必死に耐えようと頑張る。
「つかまって!」
私は光に入らないようにし、直樹に向かって必死に手を伸ばした。
女の細腕でどれだけの事ができるか分からない。
だけど。
目の前で沈み行く直樹をみて、放置する事なんて出来なかった。
そして私と直樹が伸ばしあった結果。
その手はつながり……。
私も一緒にひっぱられた。
光の中へ。
「直樹、ごめんね。無理、無理だよ。私も落ちちゃう! 嫌! は、はなしてええええ」
途中で怖くなって、私は手を離そうとした。
だけど、ぎゅっと握られた手は痛いほど握り締められており、離してくれることなく。
私は直樹の巻き添えをくって、そのまま異世界に召喚された。
「異世界にきてから、お前は捨てられた。言葉は分からず、文字も分からず、お金も持っていない状態で野に放られた」
男は私の答えを待たずに、言葉を続けた。その内容は私の心をえぐる。
それは異世界に到達してから、憎しみを抱く事になった記憶の欠片。
異世界に到着して最初に見たのは、テンプレそのままの神官達。
直樹は気絶したままだったけど、私には意識があった。
地に魔方陣が描かれ、その4方向に神官がいて何かを唱えていた。そして、そいつらは私たちが現れた瞬間に歓声をあげた。
だがそいつらが必要としていたのは、やはり直樹だけで。
私は「イラナイ異世界人」だった。
「邪魔な存在がくっついてきたようだな。まったくもって図々しい。おかげで必要以上の労力を必要としてしまったではないか」
私に向かっての第一声はそんな台詞。
「いらないなら家に帰して!」
そんな私の訴えを、冷たい視線と冷笑をもって返してくる。
「図々しい上に身の程も知らないとみえる。勝手にくっついてきておいて返せだと? こちらはお前がきた事により迷惑を受けた。そんなお前のために何故また労力をさいてやらねばならない? 冗談じゃない」
は?
言っている意味がわかんない。
まさにそんな感じ。
私の方があんたの事情なんて知らないわよ! と叫びたかった。
だけどイラナイ人間にエントリーされてしまった私は、控えていた屈強な兵士? に捕らえられ、下手に相手を挑発することなんて出来なかった。
怖かった。
悪意をもって接せられ、男に力ずくでもって捕まえられる事なんて、いままの人生でなかった。
私は力のない女で、私たちの世界では暴力的な行為を受ける事なんてない。
それゆえに自分の持つ常識が通じない事、そして未知の体験に体が震えた。
「とりあえず、召喚は成功した。この際付いてきたことは不問に流そう。この後は好きにするがいい」
そして神官は兵士に、私をその神殿からつまみ出すように指示した。
「そうだ。善意で教えてやる。この部屋は翻訳魔法がかかっているから言葉は通じるが、一歩でたら通じない。最初に言葉を覚える事だな」
ぜんぜん善意じゃない内容だ!
でも睨む気力さえ自分にはなくて。
兵士の力を振りほどく事もできず、ただ掴まれた腕が痛いと涙をにじませる事しかできなかったのである。
「一緒に来た男は救世主として、城に住んでいるらしいな」
男はまた私の傷を暴きだす。
知ってるよ。そんな事!
だって私には救済がないと、絶望した切欠だったから。
言葉が分からなかった私はどこかに旅立つ事もできないで、そのまま放り出された都市。城下町のスラム街で暮らしていた。
言葉が通じなく、お金も、芸もなかった私が取れた方法はひとつしかない。内容は口に出したくもない。ただ、それでも貧困と劣悪な生活しか過ごせない状態だった。
召喚されて5回夜を越えた日。
街中では、お祝いモードで染まり浮かれていた。
異世界の祭りはどんなものだろう。と興味を引かれた私は裏路地からこっそりと様子を見て伺った。
そこで見たもの……。
遠く離れた城のバルコニーで、王族と一緒に微笑みを浮かべ手を振っている見知った男。
それは華美な衣装に身を包んだ直樹だった。
「何なの?」
いったい これはなに?
私はぼーぜんとなって、目の前の光景をみた。
たくさんの護衛。豪華なお城。祝福されたその存在。
逆に私は何?
ボロキレを身に纏い、風呂に入ることもできず小汚い上に荒れた肌。ところどころに鬱血や内出血により変色している。
髪だってシャンプーもトリートメントもなくて、ボサボサ。
外観的な問題だけじゃない。
精神的な傷はもっと酷い。でもそうしなければ生きていけなかった。ギリギリだった。私には技術は何もなく。そもそも言葉も通じなければまともな職業に就けるわけも無かった。
直樹の存在が気にならなかったわけではない。
もし私が追い出された事がわかったら探し出してくれる。そしたらきっと。なんて甘い事を考えていたときもあった。
でもいつまでたっても探している様子はないから、てっきり直樹は監禁されているとか酷い目になっていると思っていた。
そうじゃなかったら来るはずだもの!
私はあの時手を差し伸べた。そんな私を放っておいて、自分だけ幸せになっているわけない!
気がついたら涙がとめどなく流れていた。
はじめは自分が泣いているなんて気がつかなかった。気がつかず、目を見開いていた。
嗚咽が出始めてようやく自分が泣いていることに気がついたのだ。
直樹のために翻訳魔法が使われているのだろう。
久しぶりに理解できる、日本語に聞こえる口述は、嘘を織り交ぜながら直樹の説明をしていた。
理解できる言葉は嬉しいはずなのに、酷く耳障りだった。
聞きたくも無い!
私はその場から逃げ出した。
あの神官が得意そうに語る。直樹は救世主で我らの国を救ってくれるということを。自分が苦労して呼び寄せた事を。そして王家の客人として留まり守護をすると。
悲しいよりも、悔しかった。
私はなんて馬鹿な思い違いをしていたのだろう。
この街を出なかったのは、ここにいれば直樹が見つけてくれるという期待を捨て切れなかったからだ。
その考え自体が馬鹿だったんだ。
直樹は私のことなんて歯牙にもかけていなかった。
この街を出よう。
救済の手が来る事はない。
このままこの街に留まっても、直樹と自分のギャップに痛みを覚えるだけだ。自分が不幸なとき、幸せな人間を見るのは辛すぎる。
そして次の日、私は街を出た。
持ち物は捨てきれない元世界の形見である学生カバンと、食料と水。それだけ。1日の時間が何時間かは分からないけど、1週間近くこの街にいて何も増えていない私物。
ほんと惨めってこういう事を指差すんだわ。
とぼとぼと街を背に、街道を歩き出した。
「その後たどり着いた街でも……」
モウヤメテ!
さらに傷をえぐろうとする男に向かって、渾身の力をふりしぼって睨みつける。
もうこれ以上えぐられたくない。
言われなくても覚えているのだ。
何年どころか1ヶ月ほどしかたっていない日々の話なのだ。
もしどこかで救済があったのならば、私はこうしているわけなんかない。
神を恨み、人を恨みながら死に絶えようとしているわけがないじゃない。
この世界は貧しかった。
技術が何も発達していなく、発展途上国のようなものだ。一部の民主層だけ満足な暮らしをしていて、それ以外の層、特に第一次産業に携わる人には娯楽を求める事もできなかった。
乞食や毛色の変わった存在に慈悲を与えられる余裕など、何処にも無かったのである。
人ノ 傷ヲ 抉ラナイデ
悪魔ノ 貴方ハ 何ヲ 考エテ コノヨウナ事ヲ スルノ?
「何、走馬灯現象の手伝いをしているだけさ」
ぬけぬけと……。
人の不幸を楽しんでいる癖に。
そもそも何故この国の技術が発展しなかったのか。
発展途上国が成長を遅らせる理由として一番は「戦争」だ。それはここでも変わらない。
ただ敵となるのが他国の人間ではなく、所在地が不明な悪魔ということだ。
悪魔の姿は千差万別で、これという決まったものはない。動物型だったり、人に似た姿だったり、それこそ表現のしづらいような異形の姿だったりといろいろだ。
行動パターンも特定ではなく、目的があるのか無いのか。時々思いついたかのように攻撃を仕掛けてくる。
それにより働き手は減り、田畑は荒らされ、本来なら不必要な自衛のための手段をつくらねばならない。
言葉が通じないゆえに詳しくは分からない。それでも、悪魔の手によって散らされた命も、荒廃した土地も数回か目撃したし、すべての町々で用意してある武器や囲まれた高い塀は無駄だとおもった。おそらくこれらが無かったらもっと発展しているだろう。
この男は、そんな悪魔なのだ。世界に疎い私だけど、悪魔が人助けで近づいてきているとは思えなかった。
「嘘じゃない。我の質問に答えやすくしてやっただけの事」
質問?
「人をやめるか、人としてそのまま朽ちるか?」
人ガ悪魔ニ ナル?
「そうだ。そして、それが出来るのは我だけだ。我の誘いを断れば二度とチャンスはない。このまま人として朽ちる。虫けらのような最後ではあるが、人であることに違いはない。
誘いに乗るならば、我の力を受け継ぐ子として、存在が作りかえられる。記憶が失われる事はないが、性格は我々の思考形態に影響を受けるかもしれん。悪魔としての力が手に入るから復讐は容易であろうな」
私が悪魔に?
先ほど受けた走馬灯現象も手伝ってか、非常に魅了される誘いだった。
私はこの世界の人間が、特にあの神官が憎かった。
復習も考えたが、相手は厳重に警備された神殿の奥だ。単なる小娘に出来ることなど何もない。力さえあれば。と望んだ事も1度や2度ではすまない。
だけど私が私でなくなる。
そして悪魔という存在になる。それは恐怖だった。
もう二度と私の世界には帰れないと認める事になる。
――でも今のままでも帰れない事実は変わらない。
直樹と敵対する存在になる事になる。
――でも今現在も敵対はしていないけど、酷い格差がありながら直樹はなにもしてくれない。私のことをなかったものとしている。これって敵対しているのと何処が違うの?
今死ねばこんなクソみたいな世界から開放される。
――でも復讐は遂げられない。
なんだ。そうか。
私はふと納得した。
デメリットってほとんどないんだ。
考えてみれば悪魔になる恐怖も、今のこの私では悪魔と大差ないのではないか。
すでに私は堕落している。人を憎み、倫理に反する行為も多々行った。自分をただ生かすために行った行為とはいえ、たかが1ヶ月の間にいろいろと手を染めた。
「人をやめ生きるか? 異世界の人間」
イキル
覚悟が決まった私はそう答えていた。
「クククク。お主の存在は面白い。今日はお主にとって死亡日でもあり誕生日でもある。新しく生まれ変われ。異世界人」
その台詞とともに大量の熱量が私に流れ込み、すでに感じる事は無いだろうと思っていた激痛に再び襲われ、のたうちまわる事になる。
熱さで全身を焼かれるような、体という細胞が全部溶解してしまうような。表現しづらい痛み。
焼け付いた喉は悲鳴を上げていた。声と呼べるものではなかったが。それでも耐え切れない痛みに、喉からよく分からない音を悲鳴として出しているのだ。
思考能力はすでにない。
痛いという体が訴えてくる要求に閉められ、それ以外のことを考える余裕はない。
何分かかったのか、それとも数秒だったのか。
ただ私の体感時間では無限のように長く感じた。
そして、突然痛みが消えたときには、“死んだかな?”なんて溜息のように思った。
ちょっと残念だったような、でも結果は変わらないからいっか。みたいな。
だけど
「おめでとう。我が子よ」
とびきりの悪人顔で笑みを浮かべる男を見たとき、なんだ成功していたのか。と理解して、そのまま眠りについた。
その数ヵ月後――――。
彼女は始まりでありながらも、すべてが終わってしまったその場所へと赴いていた。
(なんて憎らしい)
女性ならば憧れの対象であるはずの豪勢で煌びやかな城。それに対しに挑むような目つきを投げかける。
その目は血のように赤い。
詳しく言うと、まだ彼女は町の中へと踏み入れていなかった。
城を中心として形成された都市全部を覆う、城壁の外。さらに街道の上にいた。
過去に背を向けた道を、再び舞い戻り、挑みかからんばかりの気概。
「やっと復讐が出来る。ああ、どうやって殺してやろうかしら」
打ち震えんばかりの声、歓喜をもはらんだその残虐な内容。
「主さま、嬉しそう」
「ええ。嬉しいわ。あの男に復讐を願い、力の使い方を学んできた。なかなかままならず時間がかかってしまったけれど、それも目的のためだと頑張った。そしてようやく今日という日を迎えられた。嬉しくないわけないじゃない」
彼女は白い髪をかき上げる。
赤い目に、白い髪。色素がそげおちた、アルビノな色彩。白磁のような白く透き通った肌。
彼女は風香という名前の、日本に住む取柄もない、ただの人間だった。
だが今は違う。
人間としての彼女は死んで、そして悪魔、魔性として生まれ変わったのだ。
色彩が抜けたのは別に手を加えてのものではなく、力任せの体の変質に軋みが生じた結果であり、人間らしくない思想は魔なるものに引きずられた結果である。
使い魔達は、お手伝いしますと、寄り添った。
彼らも見た目から人間の様相から外れていた。実に目立つ組み合わせ。
「それじゃ、行きましょう。パーティ会場に」
そのように告げるとともに、ひとつの人影が空気に溶ける。
おいかけるように、ふたつの影も。
その直後に何事もなかったように、旅商人が馬車を走らせ横切っていく。商人はなんの疑問も持たなかった。
人がいきなり消えたことも、珍しい色彩を背負った人間がいたことも、人外たる魔性がいたことも、すべてが異常だというのに、いつものように城下町に向かって馬車を走らせる。
商人は気がつかなかった。見えるはずのものが見えなかった。
風香は、魔としての力を完全に使いこなしていたのである。
そして、パーティが始まる。
「パーティには飾りつけが必要ね。さあ、彩ろう。会場を鮮やかに、ね」
過去に書きなぐっていたものの転載でした。
地味に続く可能性があります。直樹の言い分もあるわけで。
今まで読んでくれてありがとうでした。にじふぁん閉鎖により細々としたものが更に影のように存在していきます。
これからは違う形でよろしくです。ノシ