武器調達より
また書いちゃいました、NGです
しかも短いです
~おにぎり……?~
「お、あった」
仁が何かを発見。
「慧斗」
スッと俺の目の前に出されたソレ。
「………」
どう反応すれば……。
「作れ、おにぎり」
そう、目の前に出されたのは白米とのりと塩。
「あ、腹ごしらえか?」
ふるふると首を横に振られる。
え、違うのか?
「いいから作れ」
「………へいへい」
横暴な奴め……。
ちゃっちゃとおにぎりを作るか。
ご飯を丸めてー、塩をつけてー、最後にのりをはりつけてー。
「完成!おにぎり!!」
のりをつけまくって白飯が見えてないけどな!
仁にできたおにぎりを渡す……
「………ちょっと待て」
前に手を引っ込められた。
「何だよ」
「これ、おにぎりだよな?」
持っているおにぎりを見る。
黒い表面に見え隠れする白飯。
ちょっとどろっとしてるけど…………。
「どう見てもおにぎりだろ」
「待て、おにぎりは液体じゃない!」
滅多に聞けない仁の叫び声を聞きました。
「「「う゛っ」」」
そしてその場にいたほとんどの人が口を押えて走って出ていった。
なんなんだ?
「とにかく、作り直せ」
「えー、これ傑作なんだぜ」
「い・い・か・ら!!」
「へいへい……」
しぶしぶ手に持っていたおにぎりを処分する。
ホントは喰おうとしたけど、仁に止められた。めっちゃ必死だった。