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陽炎稲妻水の月  作者: 秋雨
NG集
24/28

絶対壊れてるしより

ここでは本編のNGを書いていきます。基本間抜けなものばかりになると思います。 それでもいい!という方はどうぞ!!

~突然鳴ったチャイムが……!~

「うへぇ、薄気味悪ぃ」

日没時の校舎は思ったよりも気味悪い。薄暗さとか。

ケータイ取って早く帰ろ。

ガラッと教室のドアを開けた。

自分の席に行って中を探る。

お、あった。

よかったよかった。

さあ帰ろう。

クルッと向きを変えて早足でドアに近づく。

………怖くないからな!


キーンコーンカーンコーン………キーンコーンカーンコーン………


突然チャイムがなった。

「ほわっつ!?」


キーンコーンカーンコーン………


今何時だよ!こんな時間に鳴らすんじゃねぇ!!近所迷惑だろ!?


キーンコーンカーンコーン………


明らかに最後の音がおかし……くない?

あれ?

「ごっめん、慧斗!流す音間違えた!」

音響係になっていた竜真が放送で伝えてきた。

「てめぇ、何間違えてんだよ!」

「ごめんって!もう一回やってくれよ!!」

「放送室は離れていて聞こえていないはずなのになぜか成り立っている会話。これこそホラーじゃないのか?」

「「……ちゃうちゃう」」



~急いで逃げろ!~

それは朝聞いた少女の声。

背中に悪寒が走った。

ヤバいヤバい!

とにかくここから出ないと……!

ドアに手をかけて押す。

あ、開かねぇ!

くそっ、蹴破ってやる!

後ろに下がって助走をつけてドアを蹴り飛ば……せなかった。

「いってええええええええええええええ!!!」

ドア堅い!めっちゃ堅い!!

足を押さえて転げ回る。

「これ、普通のドアに見えるけど中身鉄だぞ」

仁がドアを叩きながら言う。

「ふ・ざ・け・ん・な!!だれだ、ドア変えたやつ!!」

「あー、それ俺だ」

名乗りを上げたのはまさかの先生。

「いくら台本に書いてあるとはいえ、ドア壊されるのは見てられなくてなー。さっきの休憩時間に変えといたんだ(笑)」

(笑)じゃねぇよ!!

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