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陽炎稲妻水の月  作者: 秋雨
本編
18/28

武器調達


早めの更新ができてよかったです

おかっぱ少女も切れた仁が撃退したし、竜真を探すか。

っと、その前に。

「武器調達でもするか」

丸腰はちょっと危険だからな。

「ああ、そうだな」

「いい武器はどこにあるだろう………」

「それならいいところがある。こっちだ」

仁に導かれたどり着いたのは調理室。

ああ、確かにいいところだな。

調理台をあさって包丁を拝借。

「これもいいんじゃないか?」

という仁の手にはナイフとフォーク。

「いいな、それ」

俺ももらおう。

………スプーンもついでにもらおうか。

「お、あった」

仁が何かを発見。

「慧斗」

スッと俺の目の前に出されたソレ。

「………」

どう反応すれば……。

「作れ、おにぎり」

そう、目の前に出されたのは白米とのりと塩。

「あ、腹ごしらえか?」

ふるふると首を横に振られる。

え、違うのか?

「いいから作れ」

「………へいへい」

横暴な奴め……。

ちゃっちゃとおにぎりを作るか。

ご飯を丸めてー、塩をつけてー、最後にのりをはりつけてー。

「完成!おにぎり!!」

のりをつけまくって白飯が見えてないけどな!

仁にできたおにぎりを渡す。

「…………よし」

ん?

「仁、顔色悪くないか?」

「気のせいだろ」

そうか?

「さっさと竜真を探しに行くぞ」

はぐらかされた感があるが異論はない。

「よし、いくか!」


―――仁視点―――

得意げな顔をしておにぎりを差し出す慧斗。

真っ黒黒なそれは……ときどき動く。

どういう原理か知らんがときどき動く。

大切なことだからもう一度言おう。

ときどき、動く。

現在も動いている。

ただし、作った本人は全然気づいていない。

はあ、料理音痴もここまできたら才能だな……。

まあ武器にはなるか。

慧斗からおにぎりを受け取ってそこらへんにあった巾着袋に入れる。

「…………よし」

武器確保。

「仁、顔色悪くないか?」

「気のせいだろ」

顔に出てたのか……。

「さっさと竜真を探しに行くぞ」

追及されないように話題をそらす。

「よし、いくか!」

気合い十分に調理室を後にした。


竜真を見つけることはできるのか!?


次回をお楽しみに!!



…………すみません、調子のりました。

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