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陽炎稲妻水の月  作者: 秋雨
本編
12/28

意外と……

すぐに更新できました

あんなに威勢のよかった花子さんは弱かった。

めっちゃ弱かった。

でこピンしたら泣いて謝ってきたよ。

『うわあああああん!ごめっ、な、さいいいいいい!!』

さて、こいつどうしよう。

『びえええええええええええん!!!』

なんか小さい子みたいなんだけど。

「おい、慧斗!泣かすなよ!!大丈夫か?」

『うっせぇボケ。どっか行きやがれ』

竜真が心配そうに覗き込んだ瞬間に泣き止んだ花子さん。

花子さんが泣き止んだのはいいが、今度は竜真が泣き出した。

まあ、放置するんだけどな。

「これって花子さんクリアしたことになるのか?」

「本人に聞くのが一番早いだろ」

「それもそうだな。おい、花子」

もう“さん”つけなくていいだろ。

『はいぃ!なんでしょうか!!』

「もう、お前クリアしたことでいいよな」

『もちろんです!!』

脅し?してないしてない。

拳?握ってるわけないだろー。

「さて、次行くか」

「そうだな」

『あっ、ちょっと待ってください!』

トイレから出ようとしたら花子に呼び止められた。

「なんだ?まだなんかあるのか?」

『少し忠告を。知っていると思いますが、あたしたち怪談を11人クリアすればこの世界から出ることができます』

ああ、骸骨が言ってたな。

『ですが、ここにはそれ以外の怪談もあります』

なんだそれ。初耳だぞ。

『そいつらはあたしたちと違って蘇ることはないんですが、注意してくださいね』

「………ん?ちょっと待て。お前ら蘇ったりするのか?」

『はい、そうですよ』

と、いうことは。

「倒したと思ったテケテケはまだ生きてる………?」

『テケテケに会ったんですか?あいつ結構厄介ですよ。狙った獲物は逃がさないの精神でどこまでも追ってきますからね』

「最悪だ……」

「クリア条件を知らないか?」

『あ?お前に教えるわけないだろ』

仁が聞いたら初めの性格に戻った。

「教えろよ。な?」

『はいっ、喜んで!!』

だから拳なんて握ってな(殴

『テケテケとトコトコを会わせる事です!』

「なんだ、簡単だな」

「なんでその2人を会わせるんだ?」

『この2人、元々は1人なんですよ。この先聞きます?』

「「遠慮する」」

『そうですか………』

残念そうな顔をするな。

「じゃあ、俺ら次行くな」

『はい。気をつけてくださいね!』

なんか、花子に懐かれた気がする。

まあ、いいか。

さあ、次だ!!



あ、竜真トイレに忘れてた。

話がごちゃごちゃしてきた気が………


ちゃんと伝わってますかね?

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