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夢渡の女帝  作者: monoll
第3章 夢幻を映す湖の記憶
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断片8「夢追い人の免罪詩」

 人は時として、少しでも命を長らえる為に無理をする。

 無理の内容も様々だ。少し頑張れば手の届く事すら「無理」と形容する者もいれば、どのように手を尽くしても届かない高所に目標を掲げる者もいる。要するに、無理とは諦めの悪さなのだ。

 別に、それが悪い事だとは言わない。むしろ、その無理によって自分の心が平穏になるのであれば、進んでやるべきだ。だがここに、哀しい二律背反が存在する。


 人は、成功すればそれが癖になってしまう。無理を重ねた結果が報われれば、それ以上の快感を求めて更なる無理を重ねようとする。その結果、心が喪失感に押し潰されてしまうのだ。

 地位の上がった者は、墜落が恐ろしくてたまらない。たとえ頑丈な命綱が何本もぶら下がっていたとしても、そこから少しでも()()()事に恐怖する。




 だから夢追い人(ピーターパン)は、今日も空を自由に墜ちる(カケル)のだ。

●バカな…CM!?まだ息があったのか!?

蘇るさ、何度でもな!…あっ、リモコンは駄目d(無慈悲なスキップボタン)


●それはそれとして

ここでは主人公君のBAD END LOG行きを回避する為の先出し情報という事で、「Choose One」も兼ねています。

暴れ回るソレイユと赤ずきん少女(プリシラ)、食事を終えたエルフたちもこの異変に気付いて武装しています。なら、自然と主人公君がこの状態の彼ら彼女らに出くわしたら…?


つまり、通常では考えられない狂人染みた思考でこの場を脱出する必要があります。ソレイユの単騎特攻に反対しそうな面々、そしてヒロインちゃんは一体どこにいるのでしょうか…?

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