第1章02「ようこそ心世界へ ~入門編~」
目を覚ますとそこは、一面がクリーム色の雲海だった。
あると綺麗だろうなと、一度は考えた事のある現実味のない光景。しかし実際に目の当たりにすると、感心するよりも恐怖が先に立つものだ。
地平の果てまで雲で埋め尽くされているのではないかと錯覚する、雲しかない世界。
よく見ればオレの足元も、地面ではなく厚い雲が頑張って体重を支えているらしい。大丈夫?他の雲に浮気しても叛逆してこない?
それとニュートンさん、念の為に落下死するまでの時間も教えてほしい。ほら、備えあれば患いなしって言うでしょ?情報を教えてもらえたところで活用できるかどうかは知らないけど。
「何だこれ、夢か?それにしては随分と現実味のある夢だなーー」
まるで白昼夢。意識だけが乖離して違う世界に飛んでいく感覚や、思考に霧がかかったような違和感とも違う。
しかし現実離れした世界である事には変わりない。そうでなければ、ふわりと優しく吹く風や鼻孔をくすぐる甘味の香りを感じられる筈がーー。
「……は?」
意識した途端、思わず困惑が漏れた。
人間に備わっている五感は、夢では再現し得ない情報の筈だ。嗅覚も、触覚も、今は機能して良い場面ではない。
にも関わらず、認識できているーーできてしまっている。つまりこの場にいるオレは、夢でもアバターでもなく、現実世界のオレと相違ない事になってしまう。
「夢じゃ、ない?ここが現実?」
認めてはいけない。理想郷に、オレ以外が辿り着いて良い筈がない。
理想に辿り着く為に血の滲むような努力をしてきた人間なら文句はない。人生の中で積み上げた善行悪行を差し引いて性根が白いと断じられるなら、まだそれも良い。
確かにオレは学を修めた。親に頭を下げて大学に入り、留年卒留国試浪人を経て何とか仕事に就いた。
確かにオレは金を稼いだ。顔を合わせる度に嫌味を垂らす女上司、暴言振り撒く客らに頭を下げ続け、薄くなった胃の粘膜を労わるように薬を飲んで働いた。
その結果、オレが得たものは教訓だった。
誰かの為と思って差し伸べた手を、根元から切り落としてくる言葉の刃。
意識して振るわれ、無自覚に斬られ。それでも何事もなかったかのように取り繕うとして、使い古された仮面を張り続け、相手の意のままに応じた。
彼女らから返ってきたのは、例外なく傲慢だった。
オレの意思の弱い性格に付け込んだ要求だけは一丁前。普段は言葉にしろと口うるさく指摘する上司も、できないと素直に返せば自分の要求を更に肥大させて突き出してくる理不尽。
感謝の気持ちは欠片も感じられない、全部無理やり応えても金にならない。
それでも…最後には必ず報われる日が来ると信じて我慢してきた。
言いたい事を呑み込み、表情を隠しながら。薄皮一枚となった心を更にすり減らしてオレにできる事をやってきた。
現実を忘れられる夢がある、夢に潜れば辛い事も忘れる事ができると。半ば盲信して体を動かしてきた。
「はは、は…冗談きついぞチクショウ。一時でも現実を忘れられるって思ってた夢の世界が、現実と何も変わらない?」
楽園だと思っていた夢に、心の最後の砦に。現実が侵食してきた…だって?
ふざけるなよチクショウ。オレだけの楽園の筈なのに、オレ以外の意図が入り込むのは赦さない。
一体誰が土足で踏み込んできた?と、警戒心を顕わにしながらオレは周囲を見回す。そのおかげで、いくつか発見があった。
眼前に広がる幻想的な光景は、オレの記憶の中にある何者にも該当する景色はない。
テレビ番組や漫画、ゲームに至るまで、現実の物件に結びつく材料はなかった。
ならばこの景色は、闖入者の持ち物だ。異世界に転生させる儀式場とも限らない訳だ。
他にも発見はある。
オレが今着ている衣服は、量販店で買った社会人用の白シャツと黒スーツ、そして黒の厚い生地が気に入っているロングコート。オレの普段の仕事着だ。
つまりオレの普段の現代衣装を、闖入者は知っている。まさか転生モノでよく出てくる上位存在か?
(誰だ?コイツはオレに、一体何をさせようとしている?)
「おや、気に入ってもらえていないみたいだね」
降ってきた言葉に、背に冷たいものが走る。
弾かれるように声の主を探すと、正体は呆気なく姿を見せた。
女の身長は150cm前後、線も胸も細く控えめな少女の髪は薄めのピンク色。全体的にウェーブがかかっており、女性らしいふんわりとしたショートヘアーにかけられた狐面が印象的だ。服はラベンダーピンクのワンピースに、空色のカーディガンを袖を通さず羽織っている。
常に薄く笑ってこちらを見定めている姿は、確かに神様のようだと思えなくもない。しかしどこか幼さが残る顔立ちから、「見慣れないお祭りで羽目を外し過ぎたお嬢様」という評価がオレの中で定められた音がした。
「アンタは一体…」
「おっと、他人の事を知りたいのならまずは自分の名前から明かしてもらわないと」
…確かに、いけ好かない闖入者だが対話は必要だ。ここは大人しくこの女に従って自己紹介してやろうじゃないか。
「ハァ、分かったよ。オレはカケル、とある会社で働く社畜だ」
「おや、意外と正直者だね。ちょっとした軽口のつもりだったが、その素直な心に免じてボクも正直に応えようじゃないか」
自分が観察された後だからと、もったいぶる態度は気に食わなかったが…今は我慢。
折角の情報源だ、ここは穏やかに話を進めようじゃないか。握り拳を振り下ろすのは、その後でも遅くはない。
「ボクは“ヤツヨ”、ただのしがない女神…そのなり損ないさ」
“ヤツヨ”…聞いた事がない名前だ。現実世界の名前っぽいが、少なくとも同じ名前の知り合いは存在しない。
ならば漫画の世界の住人かと、思いつく限りのゲームを脳内で並べてみるものの、そのどれにも目の前の少女と合致しない。
単にオレが忘れているだけの可能性もあるが、女神のなり損ないなんて重要そうな設定が思い出せない程、オレの記憶力が衰えていると思いたくない。ならばこの可能性は一旦低く置いて良いだろう。
ならば最後…転生モノに登場する、女神様という可能性に賭けるしかないのだがーー。
「凄いね、そこまで考えられるのか。その通り、ボクはキミからすればよそ者だ」
「!?」
待て。この自称女神、今オレの心を読んだのか?
いや女神と言うのなら、トンデモ能力の一つや二つ持っていてもおかしいとは思わないけども…というより、神様によそ者って概念あるのか!?
「キミにとって、ボクの存在は異物だよ。その概念で言えば、ボクの表現は正しいと思う訳だけど?」
…心を読む事にはノータッチかよ。というより隠してないなこの態度。
苦虫を噛み潰した顔で睨んでも、“ヤツヨ”は不敵な笑みを崩さない。「好きなだけ深読みしたまえ」とでも言いたげな表情に、オレの苦虫顔は更に濃くなった。
「それで?その女神様はどうしてオレの夢なんかに出てきたんだ」
数秒の葛藤の末、どうせ心を読んでくれると半ばヤケになったオレは、溜息をつきながらも話を進める事にした。
オレの話術が拙い事もあるが、この手の相手は正面から向かっていっても良い事がない。30年程度の短い人生で学んだ、数少ないオレの持ち物だ。
「なぁに、漂流中に知り合いとよく似た雰囲気を感じ取ってね。つい興味本位でお邪魔させてもらっただけさ」
「漂流って何だよ…。それとオレの夢を勝手に浮き輪代わりにするな」
他校学生交流会じゃないんだから、他人の空似という身勝手な理由で他人の領域に入ってこないでほしい。プライバシー侵害だぞ。
…それに、侵害してきた以上は情報を根掘り葉掘り聞き出さなければいけない。現代に侵食されつつあるオレの理想を台無しにしてくれた代金は、高くつくぞ?
「アンタが来てからオレの夢がおかしくなった、って考えて良いんだよな?どうして夢を書き換えた?」
「単純な話だよ。元々、キミの夢が破綻しかけていたんだ。それをボクとしては治したつもりだったんだけどね…」
「治した?夢の中にはない機能を付けたした今の状態で?」
「そう、治した。キミ自身が見て見ぬふりをしていた瑕を塞いだ、という言い方になるのかな。どうやらそれがキミの不興を買ったらしいのは謝罪するよ」
よく、分からない。
瑕…って言うのは多分トラウマの事を言っているんだろうけど、それをどうやって塞ぐんだ?
人間の心は複雑な回路みたいなものだ。直したと思ったものでも、何かのきっかけで瞬時に記憶と繋がってしまう。
医療の進んだ現代社会であっても完全解決には至らない問題だ。それを塞いだ…治しただって?
「ふざ、けるなよ…」
ありがた迷惑だ。自分の部屋を掃除しておいたと、他人に言われるくらいはた迷惑な行為だ。
それに…治した副作用で、夢に現実が侵食してきてしまっていると来た。要らぬ恩の押し売りとはまさにこの事だろう。
「だいたい“ヤツヨ”って言うのも、どうせ偽名だろう?現代人の名前っぽく装っているけど、訪問販売のような胡散臭さが全然隠せてないんだよアンタ」
「確かにボクの名前は偽名だ。でも名前をとやかく言われる筋合いはないなぁ、キミにボクの本当の名前を呼んでもらうつもりは毛頭ないし」
この自称女神、オレの事は話させておいて自分の情報は必要最低限の開示しかしない気か。
目に見える爆弾をこのまま放置する主義じゃないんだ、どうにかオレの夢からお帰り願いたいんだけども…困った事に帰る気配が微塵もないらしい。
「『オレの夢にいつまで居座るつもりだ』…。ふむ、話の本題に入りたいって事だね」
「なるほど、問題意識は持っていた訳だ。これからどんな言い訳をしてくれる気だコノヤロウ」
怒りで目元を震わせ、歯を剥き出しにして思考の戦闘態勢に入る。
レスバ…口喧嘩は正直に言ってあまり得意ではないが、争わなければならない時は気持ちで負けてはいけない。何事も意思表示が大事なのだ、受け身を続けるのも限度がある。
「まず最初に打ち明けなければならない。キミの夢にお邪魔させてもらったのは良いが、肝心の出口がないんだよ」
「何を言ったかよく聞こえなかったからもう一度言いやがれ駄女神」
ふざけるのも大概にしろ、とオレが詰め寄ろうと腕を捲ったところで、自称女神様は「まぁ待ちたまえ」と手で制してきた。
どうやらまだ言い訳が続くらしい。最後まで言わせろ、という事か。
「確かに出口はない、今はね」
「今は、ってどういう意味だ?」
「言葉の通りさ。いくら迷宮と言えど、入ってきた口があるなら出る口もあるのが道理。欠陥迷宮を突破する最終手段もなくはないけど、それだとキミへの負担がかかりすぎてしまうしね」
おいこの畜生、他人様の心に勝手にお邪魔した挙句、他人様の持ち物を欠陥呼ばわりした上に壊して放置する気かーー?
とはいえ、ある種正論ではある。酸いも甘いも経験し、複雑怪奇に絡み合った記憶の宮殿を、ぽっと出の女神様に短時間で勝手に理解されるのはオレが許さない。
故に、迷宮。闖入者すら閉じ込めるオレの心は、正常に機能しているという事だ。良かった良かった、後は害虫駆除だけだな。
「けれど、これはこれで興味深い話ではあるよ。瑕を塞いだら完全に引き籠る檻となる構造…曲解すれば『瑕を癒した存在を逃がしたくない』とも取れる訳だ」
「あ?勝手な解釈垂れ流してオレの中に居座る理由をそれっぽく言ってんじゃねぇぞこのクソ女神」
「言った筈だよ、曲解すればと。そもそもこの檻、キミ自身も出られないようになっているんだ」
オレも出られない?そんな馬鹿な、夢なら普通起きられる筈ーー。
そう考えようとして、そういえばこの女が何かやらかしていた事を思い出した。瑕を塞いだと。
つまり何か?この女神モドキ、自分から出口を塞いだって事か?ただの自業自得にオレを巻き込んだだけじゃねぇかチクショウ!!
「最悪、キミ一人でも帰還できるならそれでも構わないさ。でも…ボクの見立て通りならそれは叶わない」
「だったら塞いだ穴をまた開けば良いだけじゃないのかよ!」
「夢というのは、瑕をつけられる事を想定していないんだ。たとえ同じ場所を切開しても、同じ瑕が再現できるとは限らない。単純じゃないんだよ、夢の世界というのは」
この一瞬の女神の表情を見たオレは、思わず言葉に詰まった。
背筋が凍るような、足が竦むような、上位存在に睨まれたような感覚。
言葉だけじゃなく、仕草一つ誤ったら首が刎ねられるような…そんな脅迫めいた威圧に、オレは呑まれた。
「キミの夢に干渉したボクが言うのも説得力がないとは思っている。けれど、これだけは言わさせてもらう。瑕がある方が正常だと主張するキミの夢は、異常だ。まるで現実への帰還を自分から拒んでいるようで、気持ちが悪い」
大の男が相手でも物怖じせず言葉を突きつけるその姿は、まるで女帝。
思わず半歩退いたオレに対し、女神は二歩分の距離を詰めてきた。
「夢を見たい願望は誰にでもある。『見続けたい』と考える夢も、時にはある。よほど心地良い夢なのだろう、それはボクも否定しない」
いよいよ吐息がかかる程の距離まで詰め寄られ、オレは視線を逸らした。
それでも、女神は追及を止めない。止まる気配が、ない。
「でもね、夢と現実は表裏一体。どちらか一つが欠けても生きていけない生物…それが人間だ。なのにキミの夢は、現実と隔絶させるような造りをしている。そんな欠陥のある夢を、見て見ぬふりはできないね」
確かにオレは、大小問わず色々な心の瑕を抱えている。
今でこそ仕事に追われながらも帰宅し、飯を食って風呂に入って寝る生活を何も考える事なく送れてはいるが、それぞれの段階で事あるごとに引っ掛かる心の瑕は今でもある。
オレがそれらを乗り越えられたのは、主に空想の産物…漫画やゲームといった現実から離れた世界たちの影響が大きい。
故に、それらに囲まれた生活というものに今でも憧れている。可能であれば、現実から離れた世界で悠々自適に暮らしたいとさえ思っている。
けれどそれは他人も考える事。オレだけが特別悪い瑕を持っている訳じゃない筈だ。オレだけがとやかく言われる筋合いはない。
「キミ、もしかしなくても現実に良い思い出が無いのかい?だったら夢に引き籠って生活を謳歌できる仕組みになっていたのも頷ける。たとえキミの中で、非日常に恋焦がれている心と非日常を遠ざけている心が同居していたとしてもね」
「一体アンタは、何が言いたいんだよ!」
存外フラストレーションが溜まっていたらしいオレは、ここまで言われっぱなしだった我慢も重なって苛立ちを言語化していく。
「勝手に瑕を塞いでおいたから感謝しろってか?それとも夢の中から出られなくなったから八つ当たりか?どっちにせよ、聞いているオレは良い迷惑だ!」
オレから頼んだ事なら、文句を言いつつも受け入れた事だろう。
しかし今回はそうではない。勝手に入り込み、勝手に施工し、勝手に失敗し、勝手に文句を垂れてきている。
手が出る人間なら、オレが口を開くまでに何度向かっていったに違いない。無論、ここまで言われっぱなしで怒りを溜め込んでいない人間もいないだろう。
「言えよ、アンタはオレに何をさせたいんだ。アンタが夢から出ていくってんなら、やってやるよ!」
誇れる技術は何もないオレだが、棲み処を荒らされたら掃除くらいはする。それくらいの意気で闖入者に噛みついていった。
対して自称女神本人はと言うと、片手の指を2本立ててオレに示してきた。
「…今のキミには二つの道がある。一つはこのままボクと永遠におしゃべりを続ける事。その場合はキミが夢から永遠に醒める事はないだろう」
「だったら却下だ、もう一つの選択肢しかないな」
誰が選ぶんだよその選択肢、罰ゲームじゃねぇか。
思わず口を出してしまったが、自称女神様はさして気にする様子もなく、むしろどこか嬉しそうにオレを見据えている。
「もう一つは、更に深く迷宮に潜る事。要するに、自分の手で出口を探すのさ。勿論、見つからなければ一生夢の中で籠る事になる」
「アンタと永遠に話をする拷問じゃなければ良い。分かりきった二択だったな」
オレの意思を聞き届けた畜生女神が、空に向けて手をかざした。
パリッと何かが割ける音と共に現れたのは、女神の身の丈以上にもなる金の杖。
先端には星とも球とも言い難い形の水晶が嵌められており、草木を象ったオブジェが水晶を護るように覆っている。
いよいよ現実世界では説明のつかない所作を見せつけてきたところで、現実世界の人間として釘を刺しておく。
「念の為に言っておくが、砂漠の中で探し物をさせようって話を切り出したアンタにも仕事があるだろう?夢の主であるオレがくたばらないように精々祈ってるんだな」
「承った。キミの推測通り、長く夢に居座れば居座るだけ現実世界のキミの負担も大きくなる。キミが出口を見つける間は、キミの生体反応が消えないよう働きかけようじゃないか」
コン、と強く金杖を雲に叩きつけたところでオレの意識がフワリと浮いた。
夢の中なのに、眠気に襲われる感覚。まるで、夢の中の夢に落とされるようなーー。
「そうそう、キミに言い忘れていたよ。ボクは夢を操る、悪い女神なんだ」
そういう大事な話は最初にしやがれコンチクショウ。オレの悪態は言葉にならず、視界が真っ白に染まっていく。
「キミがどんな物語を紡ぐのか、楽しみにしているよ」
最後に聞いた女は、ひどく愉快な声で嗤っていた。
ここまでご覧になっている皆さま、初めまして。monollと申します。
物語を始めたら風呂敷は最後まで畳め、を目標に頑張っていきたいと思います。…畳み切りたいなぁ。
1回分の投稿を1500字~3000字程度にして投稿していくシリーズを計画していますが、予定は未定。三日坊主にならないよう当面は書いていきたいと思います。
それでは今後とも、遅筆の拙文にお付き合いいただければ幸いです。
…え?早速7000字あるじゃないか?嘘松さん?
掲載当初はちゃんと3000字以内に収まっていたんです、信じてください!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●「夢の出口が見つからない」
お疲れの過ぎた主人公君の脳が、夢から醒める事を拒んでいる状態です。やっぱり廃人一歩手前の状態だったじゃないか!ちゃんと夜は寝なさい!
女神様も指摘している通り、夢から醒める為にはカケル自身が「起きたい」と思わなければいけません。…ただし、「ただ起きる」だけであれば感情を大きく揺さぶるだけで良いので実は簡単です。
その場合、起きた瞬間にとある理由で主人公君が発狂するのでおススメはしません。バッドエンド直行便をご利用の方はお急ぎくださーい。




