第一幕登場人物
アラタ(神代 新太)
本作主人公。地球にいた頃は二十代後半の無職ニート。異世界に来てからなぜか十八歳に若返りした。顔はイケメンというほどカッコいいわけではないが一応整っている。
正義感はそれほどあるのではなく、ほどほどの現実主義者。ただし友達や仲間を傷つける行為に関しては許さず、敵には徹底的に無情を貫くタイプ。
痛い思いはなるべくしたくないのと、「ダメージさえ受けなければどうということはない」という考えを持っているため、基本的に防御系スキルをメインにしている。
魔法適性はどれも最低ランクなため、初級魔法すら使えない。本人はそれをちょっとコンプレックスだと思っている。意外と戦闘狂の一面がある。
バハムート
天空竜という竜種。世界が創られた時から世界を見守っている。実際は竜族ではなく魔法生物的な存在。世界で一つしか個体は存在せず、その対となる存在は世界のどこかにいる。
通常は浮空本島の天空山に住んでいるが、アラタと契約してからはアラタの体内で活動している。実はバハムートという名を嫌っており、アラタから新し名前を授けられたいと常に思っているらしい。
オルビア
ガラ村に住む女性。二十代前半。薬草学のスキルを持っており、優しい性格もしていてガラ村の人気者。
ガラム
ガラ村の村長。四十代後半。オルビアの父。見た目は厳つい熊そのもの、本人の前でそれを指摘すると怒られる。昔は冒険者をしていたらしい。
バラン
ガラ村の剣士。二十五歳。剣を得意とし、巨牙虎と一騎討ちで勝てるほどの実力者。次期村長でオルビアに気がある。かなりの戦闘狂で自身の成長に繋がるものは全て学びたいと考えている。
ダン
ガラ村の狩猟担当A。二十六歳。無口で冷静かと思いきや、ただ他の人をあまり信用していないだけ。次期村長に選ばれたバランに嫉妬して彼の闇討ちを計画した。
アルフ
ガラ村の狩猟担当B。二十五歳。キレやすい性格をしており自分より弱いブレッドを仲間とは思っていない。次期村長に選ばれたバランに嫉妬してダンと一緒に彼の闇討ちを計画し後ろからバランをナイフで刺した。
ブレッド
ガラ村の狩猟担当C。二十五歳。小太りで体力に自信がない、引っ込み思案のところがってかなりのビビり。次期村長に選ばれたバランに嫉妬してダンと一緒に彼の闇討ちを計画した。




