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俺の幼馴染はロリっ子魔王!!いせがち!  作者: えれあ
第二章 異世界迷宮攻略編
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三。ぷりん

そういうと慌てだすアリア。姿はいつもと違い、フォルム2になっている。


慌てているのは、魔王にこざかしいって言ったこととか、舞踏会の参列者を全滅させれなかったことから来るものだろう。

別にそんなの気にしないし、前述した通り参列者の全滅が目的なわけじゃなくて、舞踏会をぶち壊すことが目的だから。


「私のことは彩で良いって。今日の作戦は成功してるから問題ないよ。誇っちゃってくださいや」


それでもどこか複雑な様子のアリア。

こんな若い子にこんなお願いする私の方が申し訳ないんだから。

失敗しても文句言いませんて。


……うん。そうなんだよね。

アリアはまだ11歳。こんなに若いのに戦地に向かわないといけないなんて…

でもそれは私も同じか。

普通の高校生だったのにいきなり異世界に放り込まれて魔王なんだから。


まぁ、アリアもおじさん魔王よりかは年齢近い私の方が話しやすいだろうから良いのかな…


「ありがとうございマす…今後はちゃんとした成果を持って帰りますので」


「もう…これで良いのに……まぁ、無理しない程度でね」


そう言うとアリアは部屋から出ていく。

さぁて、私も修行に戻ろうかなぁ。


あ、その前にプリンでも…


厨房へテレポートで向かう。

こんな広い城、いちいち歩いてられっか。


厨房に着くと先客が居た。

丁度冷蔵庫を開いている。

長いコートを着ている男性。


「あれ?カレイン?」


彼はレザールの配下のカレインだ。

長身のイケメンで、目の保養になる。

で、その彼の手には……


「あ、プリン!」


「へいへい、すいやせんね魔王さん。まぁもう一個ありますんで俺に譲ってくれやせん?」


うーん…仕方ない。1個だけあげよう。またプリンの補充しとかないとなぁ


はぁとため息をつくと、カレインはありがとうございやすねと残し、食器棚のスプーンを2つ取り、食堂へ移動する。

1つは多分私用だろう。気が利くね。


私も冷蔵庫からプリンを取り出すと、カレインに続き食堂に向かう。

カレインの座る席の対面にスプーンを置いてくれていた。


「ありがとね。」


「こんくらいどうってことないすよ」


蓋を開け、光沢を持つプリンをスプーンで掬う。

素晴らしい感覚。

ゼリーとヨーグルトも食べたくなってくる。


「魔王さん、あんたは何の為に戦ってるか考えたことはありやすか?」


ふとカレインが口を開いたのでプリンから目線を上げるとカレインは深刻そうな表情でこちらを見つめてくる。


何の為って…そりゃ直樹の為に決まって…


「あんたはあんたの目的の真偽を考えたことはありやすか?」


「…真偽?」


「そう。真偽。コールの旦那は仮にも魔王連合幹部。それも3度目。過去何人もの魔王に仕え、その最後を見てきた。…魔王の命1つの価値を正しく判断してると思いやすか?」


そういうカレイン。

確かに3度目となれば多少考えは変わるだろうけど、だからと言って魔王連合の勝利を考えているんじゃないだろうか。

それに直樹を救うためにはそれ以外に方法が無いんだから仕方が無い。


「まぁ、真実は闇の中ってことでさぁ……」


含みを持った言い方をするなぁ。

もしかするとカレインは真相を知っているのかもしれない。

でも聞きたくなかった。

だって、聞いてしまうと私の行動を否定されてしまうかもしれない。

それは嫌だった。

たとえ嘘だとしても私は善人で居たかったから。


少し下を向いた後、一気にプリンを全部飲み込む。


「それじゃぁ、俺はこれで失礼しやす。」


スプーンを魔法で浄化し食器棚にスプーンを戻し、プリンの容器はごみ箱に捨て部屋を出ていくカレイン。

あの人、不思議な人だなぁ。

種族的には人間だし、レベルも何故か分からないし、魔法も使わない。

あ、私は鑑定と言うスキルで相手の種族、ステータス、レベル等々が分かる。

でもカレインを鑑定すると全て??と表示されるのだ。

うーん……ま、いっか。

考えても分かりませんし。


さて、私もスプーンの洗浄をして食器棚に戻し、プリンの空き容器をごみ箱に捨てる。

今度こそ特訓に戻りましょうかね。


▼△▼


駅に着くと、俺はしばらく座っていたこともあり、んーっと伸びをする。


「ふぅあぁぁ、つっかれた!」


「直樹、おじさんみたい」


失礼だな。俺は君と同い年だよ。

なんて思いながら、出口へと向かう。

その後ろにエア、アルリエ、彩がついてくる。

そして、開いたドアから外に出る。


「久しぶりのプレインですね!エルドル中心部とは違って空気が美味しいです。」


プレインとは、ここの地名だ。

エルドルの中心部の隣の隣の隣の町で、周りが山に囲まれている。


だからと言って、活気が無いわけでは無く、大迷宮や、大森林に挑戦する冒険者が立ち寄るので装備屋や食料屋、宿屋が多い。


とりあえず迷宮入りは明日にして、今日はプレインのギルドに行こうかなと。

これは電車の中で4人で話して決まった。

だってさぁ、アインホルノ大迷宮入るとしますやん?

絶対道に迷いますやん?

そうならない為に、アインホルノ経験者と一緒に行こうということです。


「今からギルドに向かうんだよね?」


「そうだよ~!」


アルリエの質問に彩が答える。

今回のギルドに行こうって計画したのは彩だし。

俺ならそのまま迷宮に入って迷子になってた。

流石彩。頭いい。


さて…この街のギルドはどこだ。


迷宮入りする前から既に迷うことになってしまった。

ぷりーんぷりんぷりーん

どもこんばんは。えれあだぁ!

今回は伏線回収と伏線配置。

気づく人はいるのでしょうかね…

挨拶の仕方とかで分かる人いるかも

ってことで今回も最後までありがとうございました!

また次回も会えたら嬉しいな!

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