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プロローグ

作者が結構いい年なのでネタが古い場合がありますがご容赦ください・・・・・

「ねえ、ベッカムー、ベッカム〜、ベッカムったら!もう〜早く起きてよ〜お寝坊さんなんだから!あら私、ベッカムって。。私はあなたの妻であり、恋人であり、大事なパートナーなのに、あなたのファーストネームわすれかけてる。どうしちゃったのかしら・・・

昨日のあなたがあまりにも素敵だったからかしら?

ごめんなさい。。後でウィキペディアで調べておくわ・・・


「いきなり本題に入るけど、ソフトバンクからはいくらもらったの?

日本の会社よね、ソフトバンクって私、シンプルな名前で好きよ。

なにかグローバルさを、世界戦略を感じさせるじゃない、でもあの孫って社長、あなたと歓談してる間、わたしをいやらしい眼でちらちらみてたじゃない、あれはいただけないわ、あれさえなければ、結構いい人だと思うわ・・もう、たぶん、会わないだろうけど・・


「アキハバラふたりでいったわよね、あなたはフィギアや、同人誌や、ウォシュレットを買いあさって、とても楽しそうだった。少年のようにきらきら目を輝かせてた。

あのウォシュレット、いまでも調子よく動いてるわよね、もう、あれがないトイレなんて、考えもつかないわ、フィギアもそうだけどあれこそジャパニーズクオリティよね。

わたしにはチョコエッグをたくさん買ってくれたわね、

いわゆる食玩っていうの、あれもほんとうによくできてるわよね、でも、わたし聞いたの・・あれはほとんど中国でつくってるんだって、中国のまずしい女工さんたちが、一生懸命、色をぬってるのよ、いったい何をつくってるのか訳もわからずに、一心不乱で働きつづけてるのよ、わたしもあなたも貧しい生まれだからわかるわよね、簡単にすてちゃうわけにはいかないわ、一生大事にもってるつもりよ ・・


「あのあとディナーをしたあと、二人で、つぼ八でのんだわよね、

料理出てくるのはやくてびっくりしちゃった、イギリスでは考えられないわよね、どれもおいしかったけど、わたしはタコわさがいちばんおいしかった。

スパイスが効いてて、まるでむかしのわたしみたい・・

あなたに内緒で、航空便で送ってもらったわ、あれダイエットにもいいのよ・・


「でもあのとき泥酔しちゃって、あの夜はほとんど記憶ないの、あなたちゃんとわたしのそばにいてくれた?おかしな店にこっそり行ったんじゃないの・・ウフフ、それぐらいは許すわ

なにしろわたしはポップスターだったのよ。こまかいことにはこだわらないわ・・・・・

チップスターでは断じてないわ!勘違いしないでちょうだい!そうよね、でもチップスターは確かにおいしわよ、カルビーとはえらい違いだわ、カルビーなんて薄くスライスして揚げただけじゃない、ナビスコは格がちがうわ、世界企業なのよ!わざわざジャガイモをすりつぶして、型にいれてオーブンでやくのよ。

製法がちがうの・・それにあの形、立体的な優雅な曲線美、もう食べてしまうのがもったいないくらい ・・・


「そうね、あなたのお父さん、最近は元気にしてるかしら、あのリバプール・・

産業革命発祥の地・・お父さんの手はぶ厚くてごつごつしてたけど、とても温かかった。あのぬくもり・・

過酷な労働に耐えながら、あなたを育てあげたあのやさしさ・・あの人があなたのお父さんでほんとうによかったわ・・


「なんだか、おセンチな気分になってきちゃった・・

この話はもう何回もしたけど、またするわ、いいわね?聞いてくれる?わたしの生まれ故郷、ミネソタのカンザスシティー、いい街だったわ、平和な街だった。でもわたしが12才の時、ランカスター将軍が攻めてきたの。父も義勇軍として戦ったわ。

街の3分の2が焼けて、父は戦死し、家族も散り散りになってしまったの。

わたしはストリートチルドレンになって、万引きをして飢えをしのいだわ、もう今日一日を生きるのに精一杯だった。

そんなときプローデューサーのボブと出会って・・・・


(つづく)

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