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Hope Licorice Online  作者: リトルボードブリッジ
1章 龍帝の力と剣姫の過去
19/39

怪物

別視点です.


誤字報告ありがとうございます。

俺はネメシス。

PKギルドのリーダーをしている。

このPKギルドは「とりあえず殺したければ殺す」をモットーにしている。

正直むかつくプレイヤーをぼこぼこにしたりするのはかなり癖になる。

見せつけてくるリア充の片方だけを一方的にボコってもう片方のゆがんだ顔を見ると快感を覚える。

そんなこんなで毎日 PKをしながら仲間内で倒したプレイヤーについて自慢したりしているときに奴らが来た。


ログインした俺は今日はどんなプレイヤーを殺そうか考えていた。

しかし、すぐに気が付く。

いつも仲間たちの声でうるさい拠点が仲間たちの悲鳴であふれていることに。

俺はとりあえず情報を把握するためにその辺にいる構成員に話を聞く。

そうするとトッププレイヤーたちによって襲撃されていることが分かった。

許せねぇ。

このギルドは俺の遊び場だ。

それを荒らすなら全員ぶっ殺す。


俺は手始めに広場に入ってきたソロのプレイヤーの頭を武器である鉈でかち割る。

続いて3人パーティーを薙ぎ払う。

だんだんと広場にプレイヤーが集まってくる。

だが俺は構わず応戦する。

普通なら戦闘を長時間続けるとスタミナが切れるが俺には関係ない。

なぜなら俺の持つスキルである「修羅」は、PKをするとスタミナとHPが回復するという特性を持っているからだ。

まあ懸賞金が上がるという欠点もあるのだがそれは関係ない。

順調にプレイヤーを倒し、残り数人となった

俺は残りのプレイヤーに対して鉈を振り上げた。

そして容赦なく振り下ろす。

しかしそれは固い感触に弾かれた。

目の前にいるのは赤い髪をした竜人がいる。

その竜人を見ると、手に持ったナイフで俺の鉈を弾いたようだ。

「あなたがリーダー?」

竜人がそう聞いてくる。

「そうだがそれがどうした?」

「いや、聞いてみただけ。」

そう言って武器を構えなおす。

俺は鉈を構えて奴の攻撃のカウンターを狙う。

しかし、、急に変なことが起きた。

目の前にいた竜人が消えたのだ。

困惑して「は?」という声を上げようとしたとき、みぞおちに鈍い衝撃が走る。

「!カハッ」

何が起こったのかわからないまま吹っ飛ばされる俺に奴の魔法による追撃が襲い掛かる。

どんどんHPが失われていく。

トッププレイヤー共からドロップした装備品のおかげで死ぬのは回避できている。

俺はせめてもの抵抗として鉈を力いっぱいに振る。

そしてそれは近距離で攻撃していた奴に直撃する。


このゲームの攻撃の威力は武器の倍率×自身のレベル×速度で決まる。

つまり今の攻撃はえげつない速度で超高火力。

耐えられるプレイヤーはいない。

しかし、結果は違った。

確かに鉈は奴に当たった。

しかしなぜか当たった鉈のほうが砕けたのだ。

「怪物め…」

「まあ事実だしね。」

俺が呆然としているところを怪物は容赦なく攻撃してきた。

ネメシスは正直かなりいかれてるプレイヤーです。


誤字脱字報告よろしくお願いします。

矛盾があったらぜひ感想で指摘してください。

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