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Hope Licorice Online  作者: リトルボードブリッジ
1章 龍帝の力と剣姫の過去
14/39

ソロイベント予選

なんかVRゲームのジャンルの週間ランキングに乗ってて驚いています。

街に着いた翌日、私は闘技場にいた。

目の前にはたくさんのソロプレイヤー。

こうなった理由は昨日にある


「ソロイベント?」

「そうだ。お前ソロだろ。参加すれば?」

街でβの知り合いに挨拶していたら知り合いの一人に提案されたのだ。

「ソロプレイヤー最強を決めるトーナメントなんだが確かまだ予選のエントリーは受け付けてる。」

「エントリー条件は?」

「ソロであること、それだけだ。」

PVPは久しぶりだ。

「教えてくれてありがとね~。」

そして私はエントリーを行ってからログアウトしたのだった。


そして現在、ログインした私は投げナイフとマントを受け取り、予選に参加している。

周りを見ると見事に警戒されている。

β版をやっている人なら私を知っているはずだし、やっていなくても今の私はマントで体を隠して戦い方がぱっと見でわからないようにしているのだ。

そんなこんなで予選が始まる。

とりあえず私は、切りかかってきたプレイヤーの剣を避け、顔面を鷲づかみにして雷魔法を放つ。

その後ろに詠唱をしている魔術師プレイヤーがいたので投げナイフを投げる。

この投げナイフはサンダーバードの爪を素材にしているため雷属性をまとっている。

つまり私ならある程度は軌道を操作できる。

投げナイフは見事に魔術師の喉に命中しプレイヤーをポリゴンに変える。

私は雷光魔法で雷と同化しながら周りのプレイヤーを雷魔法で消し炭にする。

そんなこんなで残りのプレイヤーの数は3人まで減っていた。

二人ともβで見たことがある。

確か片方の刀を持った和風プレイヤーは「サムライマスター」と呼ばれていた剣豪で、もう一人の二丁拳銃を持ったカウボーイ風の男は二つ名はなかったがβの中でもトップクラスの強さを持っていたはずだ。

βの私はタイマンなら二人より強かったが、今のように二人相手だと厳しかったかもしれない。

ただ今の私はステータスがバカみたいに高い魔物プレイヤーだ。

拳銃の弾丸を避けながら迫りくる刀を真剣白刃取りしてそのまま折る。

驚いているサムライマスターに雷を纏わせたかかと落としを放ち、ガンマンには投げナイフを投げる。

ガンマンはそれを打ち落とそうとするが、私は雷を操ってナイフを急加速させて打ち抜いた。


◆◇◆◇◆◇◆


「先輩!大変です!」

「なんだどうした。俺の胃なら既にビッグホールがあいて…」

「龍帝がソロイベントに参戦しました。」

「———」

運営の胃は現在月の表面みたいになってます。


誤字脱字報告よろしくお願いします。

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