表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神を殺した世界にて  作者: ほてぽて林檎
第1部:正義に注ぐは聖なる犠牲
30/123

違和感

 

「ねえねえ、次はカップケーキ作りたい!」


 エルナが本を広げながら笑顔で言う。


「それか、もう一回外に行けないかな?」


 セリアも頷く。


 しかし、返ってきた返事は――


「……少し、確認させてください。」


「え?」


 エルナが目を瞬かせる。


 今までの"お願い"なら、すぐに「いいですよ、すぐに確認してきますね」と返事がきたはずだった。


「……なんか、変じゃない?」


「うん……」


 エルナが不安そうに呟く。


(お願い、聞いてくれないのかな……?)


「……大丈夫だよ。」


 セリアがそっとエルナの手を握る。


「……うん。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ