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真の実力を隠していると思われてる精霊師、実はいつもめっちゃ本気で戦ってます  作者: アラサム


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第75話

「俺達以外の学院の参加選手が全員一人だったり」


「する訳、無いだろう」


 ガレスの言葉通り周囲に視線を周囲に向けると普通に各校二~三人ずつくらいいる。


 まぁ、流石にそこまで都合の良い状況になる訳————。


「あれ、アレアス君も参加してるんだ」


 聞き覚えのある恐ろしい声に爆速で声の主へと振り返るとそこには見覚えのある美しい少女、月影暗が俺に向かって笑みを浮かべていた。


「…………」


「あら、そんな顔をされると流石の私も傷付くわよ?」


 どうやら嫌だという気持ちが顔に出過ぎていたらしい。前に話した時と同じく表情とまるで一致していない言葉を口にしてくる。


「なるほど、この方が……」


「…………」


 隣ではガレスがその姿を見て納得した様子で頷き、更にその隣で殺気立っている燈が刀の柄に手を掛け、今にも斬り掛かりそうな雰囲気を醸し出している。


「落ち着きなさい、燈。焦らなくてもこの後、ちゃんと斬ってあげるから」


「———ッ!」


「やめろ、挑発に乗るんじゃない」


 暗の挑発に燈が反射的に刀を引き抜こうとするのを俺は霊力で強化した手で柄頭を抑えて制止させる。ここで下手に騒ぎを起こすと普通に反則負けになる可能性がある。それだけは絶対に避けたかった。


「暗さんの言う通りだ。ぶっ飛ばすならこの後、競技中にやればいい。何も今、焦って戦う必要は無いだろ?」


「…………そうだね。先輩の言う通りだ」


 俺の言葉を聞いた燈はそう言うと自身を落ち着けるように深く息を吐く。


「ごめん、らしくなかった」


「謝罪している時点でまだらしくないけどな」


 俺がそう言うと燈から肘を脇腹に喰らう。どうやらある程度は元の調子を取り戻してくれたらしい。


「やるじゃないか」


「燈には競技で無双して貰わないとだからな」


 コソコソと声を掛けてくるガレスに俺はそう返す。俺の発言にガレスが真顔を向けてくるが、知ったことではない。少しでも楽をする為に燈の体調は万全でいて貰わないと困る。


「その子、貴方に懐いているみたいね」


「……まぁ、貴女よりは好かれてそうですね」


 暗に俺がそう返すと彼女は口角を上げて楽しげに笑う。若干、皮肉を混ぜたつもりだったが逆に喜ばせてしまったらしい


「ふふっ、また後でまた会いましょう」


「いえ、ご遠慮しておきます」


 去り際の暗の言葉に俺は拒否の言葉を返す。絶対に会いたくない、願わくば俺と会う前に誰かに倒されていることを祈ろう。


『それではこれより移動を開始しますので選手の皆様はその場でお待ち下さい』


 その言葉と共にサークリアによるモガの霊墓への転移が始まり、俺は到着次第すぐに動けるように依代へと手を伸ばし……………………あっ。



「…………」



「どうした、ローク? 顔が真っ青だぞ?」


 足元から転移術による眩い輝きが放たれる中、俺は震える声である事実を口にする。


「……は?」


 ガレスの唖然とした表情を最後に俺の視界は光に覆われて完全に見えなくなってしまうのだった。


******


「あれ?」


「どうしたの、リリー?」


「これ……」


 そう言ってリリーがソファから拾い上げたのは普段からロークが愛用している巻物型の依代だった。


「なんでそんな大事なものがここにあるのよ! 簡易契約は彼の十八番でしょ!?」


「そう言えばアイツ、少し前に依代に封じている精霊のチェックをしてたな……まさか仕舞い忘れか?」


「いや、彼に限ってそんなミスを………」


「……つまり、今のローク先輩は丸腰ということですか?」


 困惑しながらレイアが確認の為に放った言葉に控室の空気が一気に重くなる。


 ローク・アレアスは剣術による近接戦闘を軸として簡易契約を主軸として多種多様な霊術と精霊を操るオールラウンダーな戦闘スタイルを取る。未だ多くの謎に包まれ、実力の底が見えない彼ではあるが、それだけはハッキリしている。


 そんな彼が依代を忘れるとは一体—————。


「遂に真の実力を出すということじゃないか?」


 静寂に包まれた控室の中にケイ・トラルウスの言葉が響き渡る。誰もがロークの真意を測り兼ねて困惑する中、彼は落ち着いた様子で語る。


「この演武祭の勝敗を左右する大事な一戦。彼が無策で挑むとは思えない。それは僕と彼の試合を見た君達ならば分かるだろう?」


「そ、それは………けど……」


「信じましょう」


 他の選手たちが尚も納得し切れない様子で言葉を返そうとする中、凛とした声が選手達の耳に入る。


 声の主へと視線を向ければジッとスクリーンから目線を外すことなく見つめているミーシャが諭すように口を開く。


「ケイ・トラルウスの言う通り、ローク・アレアスは無策で戦いに挑むような愚か者でも無ければ始まる前から戦いを諦めるような弱者でもありません」


 そしてミーシャは一度、スクリーンから視線を外して全体を見回すと改めて言う。


「ですから信じて見守りましょう。彼の成すことを」


「…………」


 ミーシャの言葉にレイアはギュッと手を握ると敬愛する先輩の勇姿をその瞳に焼き付けるべく視線をスクリーンへと向けるのだった。



******



「棄権ってどうやるんだっけ?」



 モガの霊墓へと到着した俺は真顔でこの競技からの棄権方法を思い出していた。確か手渡された封霊石を遣えば精霊に保護して貰ってこの迷宮から脱出できるんだったか?




「いや、けどすぐに棄権は流石に良くないか……いや、でももうそんなこと言っている場合でもないよな……」


 状況は最悪である。どうやら今回の転移対象は学院ごとでは無く、個人だったらしく俺メンバー全員と離れ離れになり、野良精霊と各校のエリート精霊師が蔓延る迷宮の中にて一人ぼっちである。






 それも依代を忘れて文字通り丸腰状態で。





 一応、野良精霊と簡易契約を結ぶことも可能ではあるが、精霊との繋がりが無い今の俺は火の玉一つ飛ばすことすらできない。


 こんな状態では今、他校の選手は愚か、契約を結ぼうと接近した野良精霊にすら勝てない可能性がある。何なら一切の加減をせずに襲い掛かってくる野良精霊の方が危険かも知れないまである。



 割と八方塞がり感が否めない状況だが……。


「いや、待てよ……」


 そこまで考えたところ俺は今更ながらこの競技の趣旨を思い返す。


 この競技の趣旨はあくまで王冠を獲ることであって戦闘はその手段の一つでしかない。


 つまり戦闘能力ガタ落ちの俺でも会敵を避けながら王冠を見つけることができれば勝機は十分に残っている。リタイアするにはまだ早い。


「となれば………」


 俺は意識を集中させて周囲一帯の霊力を探る。


「よし、こっちだ……」


 すると案の定と言うべきか、辺りを徘徊している幾つもの霊力を探知した俺は細心の注意を払いながらとにかく霊力反応が少ない方向を目指して移動を開始する。


 こうして俺の隠密行動は始まった。




******



「ぐ……ぁ……」


「……まだやる?」


 地面に転がるクラスト学院の選手の喉元に刀を突き付けながら燈は尋ねる。

 その側には胴体を真っ二つにされた精霊の姿があり、選手も肩口から斜めに刻まれた赤く滲んだ斬痕があった。契約精霊を倒され、自分も重傷を負った選手が戦闘を続行するころが不可能なのはわざわざ尋ねるまでもなく明らかだった。


「……く……そッ!」


 選手は悔しげにそう呟くと手渡された棄権用の封霊石を放つ。すると中から全身に鎧を纏った騎士のような姿をした精霊が現れ、素早く倒れていた選手を抱き抱えるとそのまま出口があるのであろう方向に向かって走り去って行った。


「…………」


 燈はその様子を興味無さげに見送ると刀を鞘へと納めて歩き出す。


「次は……こっちかな」


 暫く進んでいると別れ道へと辿り着いた燈は周辺の霊力を確認、霊力反応がある方へと続く道を選び、歩みを再開するが……。


『ガァアアアアッ!』


「……はぁ」


 霊力の正体が選手ではなく、迷宮に住み着く野良精霊であったことにため息を漏らしながら再び鞘から刀を引き抜く。

 現れたのは岩を彷彿とさせる硬い外殻に身を包んだトカゲのような姿の中位精霊、ロックドレイク。本種は洞窟を始めとして岩石に覆われた場所を好む為、この場にいること自体には何の違和感も無いが……。


「ちょっと多くない?」


『グォオオオオッ!』


 既に三体とロックドレイクと交戦した燈が思わずそう呟くのと同時に咆哮が響き渡る。


 相も変わらずその硬い身体を利用した突進攻撃を仕掛けてくるロックドレイクを視界に収めながら燈は跳躍、その背に飛び乗ると刀を逆手に持ち替える。


「ロックドレイクの外殻は硬く、並みの攻撃は通らないけど……ッ!」


『ガッ!?』 


 狙いを定めて放たれた燈の刀は外殻の隙間をすり抜けて中の肉へと突き刺さる。


「内部からの攻撃にはどうしようもない」


『グォォォオオオッ!?』


 その言葉と共に燈は刀身に霊力を流し込む。その直後、外殻に覆われた身体から蒼い炎が噴き出し、そのままロックドレイクは断末魔の声を上げながら送還される。


「……全く、ここ精霊が多過ぎる」


 燈はたった今、倒したロックドレイクを含めて既に野良精霊を六体、選手二人ほど撃退している。


「……面倒臭い」


 さっさと暗の下へ向かいたいが、探知しようにもあまりにも野良精霊が多いこと、加えて探知術自体が苦手なことも重なり、どの霊力が彼女なのかを燈は特定できずにいた。


 とりあえず、片っ端から探知に引っ掛かった霊力反応へと向かっているが一向に出会うことができない。せめてあの女が契約精霊でも呼び出せば霊力の規模で特定できそうなものだが、今のところ戦闘を避けているのか、どの霊力も一定で見分けることができない。


「まぁ、地道に近場の霊力反応を……ん?」


 戦闘を終えた為、再び周囲の探知を行い始めた燈はこちらに向かって近付いてくる三つの霊力に気付いた。

 この動き方からして精霊じゃない。となると選手だろうが、一緒にいる霊力が契約精霊では無いとすれば最低でも二人以上いることになる。


「……どうしようかな」


 迎撃か、撤退か。一瞬の逡巡の後、燈は決断する。


「まぁ、やっぱり逃げるのは違うよね」


 そう言いながら燈は刀を構えて前方から迫って来る相手に備える。


 順当に考えれば複数人を相手にすることになる可能性がある以上、ここは逃げて先輩方と合流。その後に三人で叩いていくのがセオリーだろうが、燈はわざわざここで引き下がる気にはなれなかった。


「さて、何が来るかな」


 燈がそう呟きながら待ち構えていると足音が耳に入り、いよいよだとジッと前方を見つめていると灰色の鱗に覆われた巨大なトカゲ姿の精霊、アッシュリザードがドラコニア学院と思わしき制服を纏った男女二人を乗せて走ってくる姿を視認する。


「ドラコニア……」


 敵を視認するなり、身体に強化を施した燈はそのまま二人に斬り掛かろうと態勢を低くしたところで走ってくる彼らの姿の違和感に気付く。


「……怪我」


 薄暗かった為、最初は気付くことができなかったが、よく見ればアッシュリザードが纏っている灰色の鱗が所々剥がれて血が流れ落ちている。加えてその背に乗っている二人も精霊同様に手負いのようで制服には解れや破けている部分が散見し、その呼吸も荒い。


 既に誰かと戦って今は撤退している最中といったところだろうか。


「新手か!?」


「今はそれどころじゃないのに……ッ」


「漁夫の利を取るようであまり気は進まないけど……」


 進路を遮るようにして焦燥感に塗れた表情で叫ぶ二人に燈は若干の申し訳なさを抱きながらも見逃す理由は無いとして勢いよく跳躍、アッシュリザードを飛び越えて背に乗る二人を目掛けて刀を振り下ろす。


「くッ!」


 すると二人の内、女性の選手が手にしていた槍を素早く盾のように突き出し、眼前に迫ってきた刃をその柄で受け止める。


「ふんッ!」


「おっと」


 そのまま槍を薙ぐように振るわれ、弾き飛ばされた燈は宙でくるりと一回転しながら地面に着地、再度攻撃を仕掛けようとするが———。


『ギィィイッ!』


 振り下ろされるアッシュリザードの前脚に燈は攻撃を中断し、後方への跳躍による回避行動に移る。


「はぁぁッ!」


 すると着地と同時にアッシュリザードの背から勢いよく飛び出した女性の選手が槍を突き出し、燈を貫かんと試みる。


「っと」


「ちぃッ!」


 燈は相手の動きの良さに少し驚きながらも冷静に軌道を合わせ、刀の腹で迫ってきた槍を受け止める。


 甲高い金属音が響き渡り、必殺のつもりで放った突きを防がれたことに女性の選手は舌打ちを漏らしながら素早くアッシュリザードの背へと戻る。 


「悪いが、今お前と戦っている暇はないッ! そこを退けッ!!」


 仕切り直しだと刀を構え直した燈は突然、切羽詰まった表情で叫ぶ女性の選手に眉を顰める。


「なら力ずくで退かせば良い」


「今は我々で争っている場合じゃないッ! そもそもお前だってこのままだと———ッ!!」


 退くことを拒否する燈に対して女性の選手が更に言葉を重ねようとした時だった。


 突如としてその場にいる全員がまるで身体が深海にでも沈んでしまったかのような感覚に襲われ、一時的に動きを止めてしまう。


「この重圧……」


 そしてこの感覚に覚えがある燈は再起動するや契約精霊を呼び出し、前の二人を無視して周囲に意識を向ける。そしてドラコニア学院の選手達は自分達に対する意識が薄くなったその隙を見逃さず、アッシュリザードに指示を出し、迷宮の壁に張り付きながら彼女の横を駆け抜けていく。


「悪いが私達の代わりにお前にあの化物の相手をして貰うぞッ!」


「誰が化物ですって?」


『ッ!?』 


 一瞬だった。


 その氷を彷彿とさせる冷たい声が響いた瞬間、アッシュリザードはその生存本能に従って壁を蹴って跳躍する。突然の精霊の動きに契約者ですら動揺する中、先程までアッシュリザードが這っていた壁にひびが入る。


「なッ!」


 次いで迷宮全体を震わせる衝撃にドラコニア学院の選手達が動揺する中、ガラガラと迷宮の壁が音を立てて崩れ落ち、その奥から白い鱗に覆われた竜蛇が姿を現す。


『シャァアアアッ!』


 怪しく光る鋭い蛇眼、薄暗い迷宮の中にて純白に輝く鱗に覆われた胴体からは計五つに渡る細長い首が伸びており、その姿は禍々しくもどこか神々しい。


「……オロチ」


 まさに怪物という言葉が似合う恐ろしい姿の精霊を前にして燈は僅かに気圧されながらその名を口にする。


「鬼ごっこは終わりで良いかしら?」


 再び響き渡る冷たい声。そしてオロチの五つの頭の内の一つが勢いよく首を振るい、口に咥えていた何かを放り投げる。ドサリと地面に転がるソレに視線を向ければ既に限界を迎えて送還しかけている翼竜の精霊があった。


「くそッ……」


「……ッ!」


 翼竜の姿を見て悔しげに唇を噛む男性の選手の隣で女性の選手が憎々しげに歪めながら槍を構える。


「……あら、燈。そこにいたのね」


 オロチの懐からゆっくりと姿を現したリベル学院の制服を着た少女、月影暗は燈に気付くと微笑みながら声を掛ける。


「暗ッ!」


「少しそこで待ってなさい。すぐにこっちを片付けて相手してあげるから」


「ッ! 舐めるなッ!」


 暗のまるで自分達など眼中に無いと言わんばかりの態度にドラコニア学院の選手達は逃走の思考を捨て去り、怒りの声上げながら攻撃を仕掛ける。


「馬鹿ね」


 そんな彼らの様子を嘲う燈の言葉と共に彼女の背にいたオロチが動く。


 暗に向かって突き出された槍をオロチは尻尾を壁のように動かすことで防御。そのまま後方から霊術を放とうと動くもう一人の選手諸共、凪ぎ払うように尻尾を振り回して弾き飛ばす。


『シャァッ!』


『ギィ……ガ……!?』


 次いで飛び掛かってきたアッシュリザードに対してオロチは三つの顎で噛み付き、空中で拘束する。


 アッシュリザードはすぐに抵抗を試みるもその動きはみるみる内に鈍くなり、やがて白目を剥いて動かなくなってしまう。


「そろそろ降参して欲しいんだけど?」 


「ぐッ……クソ…………」


 尾の一撃を受けて尚も反撃をしようと槍を手に取った彼女の視線の先には口腔から霊力の輝きを漏らすオロチの姿があった。


「……分かった。降参する」


「そ、良かったわ」


 オロチの口腔に込められている霊力量の多さに喰えば自身の命さえ危ういことを悟ったドラコニア学院の選手達は目を合わせ、棄権用の封霊石を使用する。


「さて、それじゃ……っと」


「ちッ!」


 去っていくドラコニア学院の選手達を見送り、改めて妹へと視線を向けようとした暗はいつの間にか目の前に迫ってきた刃を跳躍することで危なげなく回避する。


「やれ」


『ガァアッ!』


 燈の不意打ちを見切っていた暗は彼女の不意打ちを難なく回避するとオロチに短い指示を零す。その意味を正しく理解した彼女の契約精霊はドラコニア学院の選手に向けることの無かったその口腔に溜めた高濃度の霊力の塊を解き放つ。


「ッ!」


 迫って来る破壊を齎す光が燈の視界を覆った。



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― 新着の感想 ―
ひねくれて考えると、「王冠を被る者」つまり「王選」で、もともとクリアできない条件だというのも面白い。
安易に考えれば、王冠を守る守護精霊と契約するのだろう。他の精霊と契約していないのが条件であったりして。今回の話のキーワードは「嫉妬」かな?
姉妹対戦のカードもいいけど、やはりローク。 腹を決めて一位を狙いに行くのかと思ったら、丸腰で次の展開がとても楽しみ
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