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真の実力を隠していると思われてる精霊師、実はいつもめっちゃ本気で戦ってます  作者: アラサム


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第28話



「流石はユートレア学院の学生。骨のある奴もいるね」


 侵入者である黒いローブを纏った精霊師の男は手にしている赤色の剣精霊をクルクルと弄びながら未だ自身の前に立ち塞がる少女に対して感心した様子で呟いた。


「はぁ、はぁ…」


 侵入者と相対する少女、レイア・ヴァルハートは所々に傷を負いながらも未だ戦意を失うことなくサラマンダーを背に従えながら相手を睨み付けていた。


 風紀委員から学院に侵入者が現れた為、学院に残っている学生たちは校舎へと避難するようにとの放送が入ったのがつい先程のことだ。その放送を聞いたレイアは校舎へと避難するのでは無く、真っ先に侵入者が現れたという現場へと急行した。


 それはレイアのヴァルハート家の誇りとして学院に踏み入った賊を放置して逃げる訳にはいかないという思いからの行動だった。


 そうして現場に辿り着いた末にレイアが見たのは倒れ伏せる何人もの風紀の腕章を身に付けたユートレア学院の学生たちとその中心に立つ黒いローブの精霊師の男の姿だった。


「見た感じ一年生っぽいけど、その若さで僕とここまで渡り合うとは中々やるね」


「賊に褒められたところで嬉しくないですね」


「年長者からの言葉は素直に受け取っておいた方がいいよ?」


 どこかこちらを小馬鹿にしたように話し掛けてくる精霊師の男にレイアは苛立ちを覚えるが、すぐに荒ぶる感情を落ち着かせて冷静さを取り戻すと一度現状の確認を行った。


 出会い頭のサラマンダーによる先制攻撃によって精霊師の男を風紀委員たちから引き離し、倒れている風紀委員の無事を確認することには成功した。意識こそ失っているが深い傷を負っている者もおらず、適切な治療を行えば全員問題無く復帰することはできるだろう。


 ただ問題は……。


「それじゃ、再開と行こうか」


「やりなさい、サラマンダーッ!」


 剣を構えた精霊師の男がそう呟くと同時に素早く駆け出して距離を詰めてくる。素早くサラマンダーに指示を出すと応じた赤竜は翼を広げて主人を守るように黒いローブの男との間に割って入る。


「ォォオオッ!!」


「悪くない一撃だね」


 雄叫びと共に振り下ろされるサラマンダーの腕を精霊師の男は剣精霊で受け止めながら楽しげに笑う。受け止めた衝撃で地面は割れるが受け止めた精霊師男の腕はピクリとも動く様子は無く、それどころか黒いローブの男から霊力が放たれると同時にサラマンダーの腕が押し返される。


「ッ!!」


「けれどこの程度じゃ、僕を倒すにはまだまだ———」


「サラマンダー、ブレスッ!」


 サラマンダーは腕を押し返されながらも霊力を溜めると口腔から炎を眼下で喋っている精霊師の男へと向けて放つ。少なくとも学生相手にはこんなゼロ距離でのブレス攻撃は命の危険がある為、早々行わないが今回に限っては完全に相手が格上なことに加えて学院への侵入者だ。躊躇う理由は無かった。


 精霊師の男は高密度の霊力と炎の中へとその姿を隠す。まともに喰らえば火傷どころか下手すれば全身を真っ黒に染め上げてしまう程の一撃だが、レイアにはまるで手応えが感じられなかった。


 ———まるでローク先輩の時と同じだ。


 気味の悪いほどの手応えの無さ。加えて底の見えなさと剣術を主軸とした戦闘は否応にもロークとの戦闘を思い起こさせた。


「ハハハッ!容赦無いねッ!!」


 笑い声と共に斬撃によって炎が二つに分かれ、中から黒いローブに隠された男の姿が露わになる。焼け落ちたローブの中から現れたのは薄茶色の髪揺らす端正な顔立ちをした青年の姿だった。


 予想よりも好青年じみた容姿をした精霊師の姿にレイアが僅かに固まっていると後方から第一陣から遅れて第二陣の風紀委員たちがサラマンダーの姿を確認して援軍としてやってきた。


「そこの生徒、援護するぞッ!」


「行けッ!オアンネスッ!!」


 風紀委員たちがそれぞれ契約精霊を呼び出してレイアと相対している精霊師の男に攻撃を仕掛けていく。鷹の姿をした精霊が翼を広げ、半魚人が霊力を込めて水を吐き出し、更に後方から狼が吠えながら青年へと飛び掛かる。


「流石に多いな」


 けれども精霊師の男は自身に向かってくる何体もの精霊を前にして流石に面倒だと感じたのか、小さく息を吐きながら剣を構えて迎え撃った。上下から急降下しながら迫ってきた鷹の鉤爪を剣の腹で去なし、続く水流を一振りで完全に打ち消し、口を広げて飛び掛かってきた狼の精霊は振り上げた一撃で両断する。


 更に後方から風紀委員が呼び出した迫ってきたサイの如き精霊が角を突き出して突撃してくるが、精霊師の男は剣を角へと振るって精霊の一撃を受け止める。


「焼けろッ!」


 そこに追い討ちをかけるように硬直が解けたレイアが霊術を発動させる。レイアが地面に手を当てると同時に精霊師の男の地面が熱を帯び、火柱が上がる。


「ハハッ!いいねッ!」


 再び炎に包まれる精霊師の男だが、まるで効いていないと言わんばかりに一振りで霊術を破ると怒濤の攻勢に先程とは打って変わって嬉々とした笑みを浮かべながら剣を構え直す。



「ヴラドッ!僕の血を喰らえッ!」


 言葉に応じるように剣から蔦のようなものが伸びて青年の手に巻き付く。すると同時に剣の赤色がより濃い紅へと変化し、その刀身から凄まじい霊力が放たれ始める。

 

「サラマンダーッ!みんなをッ!」


 これはマズい。直感的にあの一撃を喰らうのは危険だと判断したレイアはサラマンダーに学生たちを守るように指示を出す。同時に自身も霊力による身体強化を行なって素早く防御態勢を整える。


「ブラッド・ソード」


「ッ!?」


 直後、霊力を帯びた斬撃が轟音と共に波状に飛来し、レイアの視界が紅い輝きに覆われた。


*****


 放たれた一撃によって土煙が舞い、場を先程までの戦闘音が嘘のような静寂が辺りを包んでいた。


「…………?」



 思わず目を瞑ってしまったレイアは予想していた衝撃が来ないこと、そして辺りのあまりの静けさに疑問を抱きながら現状を確認する為に目を開ける。


「………ローク先輩」


「はぁ、間に合った」


 レイアの視界の先、そこには安堵と疲労感の混じえた表情を浮かべたロークがいた。その側には風の微精霊がフワフワと浮き、手には剣精霊が握られている。どうやら自分を先程の一撃から守ってくれたようだ。


「……どうして?」


「どうしても何も厄介な侵入者が来たっていうからミーシャと一緒に慌てて来たんだよ」


 驚くレイアの質問に答えながらロークは自身の制服に付いた埃を払う。その制服をよく見ると先程の一撃から自分を庇ってくれたのだろう際についたのだろう、埃のついたブレザーが所々破れていた。


「ミーシャ様も来られているんですか?」


「ああ、今はこの土煙のせいで視界が悪いからアレだけど風紀委員の方を守ってくれたと思うよ」


「……そうですか」


 その言葉にレイアは内心で安堵する。自分一人ではあの精霊師の男を倒すどころか風紀委員たちを守ることすら難しかっただろう。先輩たちが援軍として来てくれて良かった。


「すみません、先輩。ありがとうございます」


「いや、むしろお前はよく頑張っ———ッ!?」


「良い反応速度だ」


 話している途中で近づいて来る気配に気付いたロークが素早く剣を振るう。すると土煙の中から現れた精霊師の男が斬撃を放ち、二体の剣精霊が火花を散らしながら衝突した。


 ロークは右手で鍔迫り合いをしながら空いた左手で霊術を発動、風を圧縮させた球体を生み出すと精霊師の男の眼前で破裂させる。たちまち暴風が吹き荒れ、精霊師の男は土煙と共に後方へと吹き飛ばされる。


「ハハハッ!器用だねッ!」


「レイアッ!怪我人を頼むッ!」


 ロークは視線を精霊師の男に固定したまま叫ぶと駆け出して斬撃を放つ。応じた精霊師の男も斬撃を放ち、二人の間で凄まじい剣戟が繰り広げられる。互いの斬撃が衝突する度に辺りに銀色と紅色の斬光が霊力を伴いながら輝き、甲高い音を響かせる。


 身体強化によって加速した二人の姿は既にレイアでは明確に視認することは叶わず、確認できるのはブレた二人の姿と複雑に絡み合う銀色と紅色の斬撃の軌跡だけだった。


 ————ヤベェな。


 

 一見すれば互角のように見えるロークと精霊師の男との剣戟だが、実際のところはロークが押されていた。理由は非常に単純で放つ一撃一撃の重さの差、即ち威力の差だ。


 それは二人の技量の差による問題では無く、簡易契約と精霊契約による出力の差によるものだ。無論、剣精霊の格も有るだろうがそれ以前に契約している方が十全に力を発揮できるという当たり前の理由によってロークは苦戦を強いられていた。


「いいねッ!いいねッ!僕と斬り合える学生がいたとは!!」


「うるせぇッ!」


 嬉々とした声音と共に急所を狙って迫り来る紅の連撃を右へ左へと捌き、お返しとして胴体を目掛けて袈裟に刃を振るう。けれどもそれは横から迫って来た紅の刃によってあらぬ方向へと流される。

 無論、防がれるのは分かっていた故にロークは動揺することなく再び霊術を発動、左手に風の刃を纏うと貫手の感覚で精霊師の男の右肩を目掛けて左手を放つ。


「甘い」


「ッ!?」  


 けれどもロークが虚を突くつもりで放った一撃を精霊師の男は悠々と左手で掴み取る。思わず動きを止めるローク、この戦闘において明確にできた隙を精霊師の男は見逃す筈もなく、目の前の少年を真っ二つにせんと剣を振り下ろす。


「ホーリーランス」


 ロークを斬るべく動きが精霊師の男の完全に止まったその瞬間、凛とした声が響き渡り、後方から二本の光槍が男を目掛けて飛来した。躱せないと判断した男が咄嗟に振るおうとした紅の剣を盾にして受け止めようとするが光槍の勢いを抑え切ることができず、そのまま後方へと吹き飛んでいった。


「思いの外、厄介な賊ですね」


「……ああ、援護助かった」


 見目麗しい天使を従えながら近付いてきたミーシャにロークは感謝の言葉を口にしながら小さく息を吐く。

 さっきのは危なかった。ミーシャの援護があることはわかっていたが、それでも流石にヒヤリとした。


「勝てそうですか?」


「姫様が今みたく援護してくれれば」

   

「では問題ありませんね」


 ロークの意見を聞いたミーシャが淡々と頷くと天使が周囲に光球を生み出す。生み出された幾つもの光球はその一つ一つに大量の霊力が込められており、こんな技を簡単にやってのける天使の強さにロークは静かに恐怖した。


 ———味方で良かった〜。


 学位戦で俺はこんな奴を相手に頑張ってたんだなとロークはミーシャと戦っていた自分を褒めたくなる。


「それはそうとローク・アレアス、気付きましたか?」


「あの剣精霊のこと?」


「はい、あれは———」


 会話の途中で話を切り、ミーシャが視線を背後に向ける。するとそこにはいつの間に移動したのか、先程吹き飛ばされた精霊師の男の姿があった。


「一国のお姫様がこんな賊の前に出てきて良いのかいッ!?」


「貴方如きに遅れを取るつもりはありませんし、問題ありませんよ。それに———」


 ミーシャへと向けて振るわれた凶刃を透かさず間へと入ったロークが剣で受け止める。


「頼れる護衛もいますしね」


「護衛その一ですッ!」


「なるほどッ!」


 攻撃を防がれた精霊師の男が離脱しようとすると右足が動かず、思わずその場で態勢を崩す。何事かと視線を向けると右足が地面に埋め込まれて動けなくなっていた。


 精霊師の男が足を引き抜こうと力を込めようとすると悪寒が走り、ハッと顔を上げれば天使が周囲に展開した光弾をこちらに向けて放っており、瞬く間に男の視界が光で埋め尽くされた。


「今度こそやりましたか?」


「お姫様、それ言っちゃダメなやつ。生存フラグです」


 攻撃に巻き込まれないように距離を取ったミーシャがそう呟くと土の微精霊を新たに従えたロークが苦笑気味にミーシャの言動を注意をする。


「痛てて、流石に効くね」



 案の定、土煙の中から言葉とは裏腹にピンピンした様子の精霊師の男が現れてロークは顔を顰める。いくらミーシャが捕縛用に手加減しているとはい言え、天使の攻撃を喰らってここまでピンピンしているのは流石に不気味だった。


「それはそうと君、ローク・アレアスか」


「だったら何だ?」


 突然、名前を確認をされたロークは眉を顰めながら尋ねる。男の真意がまるで読めない。


「いや、最初からやたらと強いなと思ったけどそれなら納得だ。学院内の要注意人物に上がってたからね」


「……はぁ?」


 勝手に自己完結する精霊師の男にロークは再び眉を顰める。さっきから何を言ってるんだ、この男は?

 

「となると要注意人物が二人か、これ以上は流石に遊べないな。目的も果たしたことだし大人しく逃げるとしようか」


「逃すとお思いですか?」


 精霊師の男の言葉にミーシャがその目を細める。彼女の頭上で天使がその手に光の剣を手にした、どうやら本気で潰しに掛かるつもりのようだ。


「申し訳ございませんが、逃げさせて頂きますよ王女様。縁があればまた会いましょう」


 そう言うと精霊師の男は恭しく頭を下げながらミーシャに別れを告げる。同時に天使が動いて光剣を男の頭上へと振り下ろす。


 光剣は眩い輝きと共に精霊師の男のいた地面が文字通り吹き飛ばすが、その威力とは裏腹に手応えを感じることはできなかった。


「逃げられましたか」


「すげぇ速さ…」


 何も無いクレーターを眺めながらミーシャはため息を漏らす。その横で精霊師の男が素早く逃走するのを確認したロークはけれども追い掛けることはしなかった。

 

 あのスピードでは追い付くことは確実に不可能だしそもそも、追い掛ける必要も無い。それにあの強さの相手ならば後で小言を言われることも無いだろう。


「私たちだけで決着を付けたかったのですが、仕方ありませんね……。後は任せましょう」


 ミーシャは精霊師の男が逃げた方向を見つめながら静かに呟いた。



*****


「いやぁ、にしても学生であの強さか。これは将来が怖いね」


 ユートレア学院の広大な敷地を走る精霊師の男は先程戦った二人の学生を思い返しながら呟く。ミーシャはまだ王家の一族なので納得できるが、問題はロークの方だった。


 自分と渡り合える程の剣技、加えて霊術の精度、そして二つを上手く組み合わせた戦い方、学生の身でありながら非常に実戦的な戦闘スタイルを構築していた。


「叶うならもう一回ぐらい戦いたいけど…」


 今回は長居する訳にもいかなかったので逃走したが、可能ならばロークとはもう少し戦ってみたかった。恐らくだが、彼はまだ力を出し切っていない。何より契約精霊を呼んでいなかったことからまだ実力を隠しているに違いない。


 そこまで考えて精霊師の男は一度、思考を切り替える。戦うことばかりに思考が向いてしまうのは自分の悪い癖だ。先のことよりも今はさっさと学院から離脱して報告に向かわなくては。


 精霊師の男は跳躍するとユートレア学院敷地内にある雑木林の一本に飛び乗り、そのまま学院を覆うように広がる壁を乗り越えてようとして————。



「ぐッ!?」    


 直後、雷閃に右足を貫かれた。


 精霊師の男は思わず蹲り、その場で動きを止めてしまう。痛みで顔を歪ませる男はそこでふと自身の前に誰かの気配を感じ、顔を上げた。


「こんにちは、侵入者くん」


「ハハハ…これはご丁寧にどうも」


 精霊師の男の視線の先、そこには口元に加えた煙草の先から紫煙を揺らす男——カイル・マディソンとその側に契約精霊であろう蛇とも竜とも言える容姿をした水精霊が控えていた。


「ところで貴方はどなたですか?」


「さっきお前さんが甚振った学生たちの先生だ」


「なるほど、先生でしたか」


 呟きながら精霊師の男は静かに立ち上がると剣精霊を呼び出して握る。その様子をカイルはジッと見つめていた。


「生徒たちがやられた後に来るとは教員失格なんじゃないかい?」


「教員の主な仕事は任された分野の教育と自分の研究だ、基本的に学院の自治を含めて学生たちに任せてるからな。本当はお前の捕縛も学生たちの仕事なんだ」


「あらあら、それはいくら何でも厳し過ぎるんじゃ?」


「何言ってやがる。この道に進む以上はこの程度の荒事なんて幾らでもやってくるんだ、寧ろ早い内から経験して慣れて貰わなきゃ困る」


 精霊師の男の言葉にカイルは口から紫煙を吐き出すと呆れた表情を浮かべながら呟く。特に風紀委員は所属している学生たちの大半は王国精霊師団への推薦を受け易くなるという特典を狙ってのものだろう。仮に将来、王国精霊師団になるというのならば自分の通う学校ぐらいしっかり守ってもらなわなければ困る。


「まぁ、けど確かに今回に限ってはアイツらには少し荷が重い相手だったかも知れないが……」


「残念だけど先生でも荷が重いと思うよ?」


「……カッカッカッ!」


 その言葉にカイルは楽しそうに笑うと吸い終わった煙草をポケットから取り出した携帯用灰皿へと捨てる。


「試してみるか?」


「丁度、暴れ足りないと思ってたんだ」


 互いの契約精霊から霊力が溢れ出し、彼らを中心とした周辺の空気が一気に重くなっていく。


「やれ、蛟」


「喰らえ、ヴラド」




 学院の端で二人の精霊師は衝突した。


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― 新着の感想 ―
時期的に偵察兼ねて戦力を潰しに来てたり… 王国随一の学院が低迷してるのも妨害を色々受けてたりするのかな… 正面から堂々と襲撃してきてて、これみよがしに戦力確かめてるし… そうだとして何処が工作してきて…
[気になる点] 教師の登場は初でしょうか?ここまでが生徒目線の勘違いだったので次回あたり大人目線での主人公の評価が見れたりしそうで楽しみです。
[気になる点] 契約精霊いないことがバレるのが先か契約精霊持つのが先か [一言] 勘違いものの王道でめちゃくちゃ面白いです 敵からも味方からもどんどん評価だけ上がっていってほしい
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