第692話 仲間たちの成長③
【名 前】 タムタム
【年 齢】 0
【規 格】 テクノウエポン
【性 能】 A
【操縦者】 メルル
【ランク】 アダマンタイト
【体 力】 50000(石板)+50000(規格)+12000(真超合金)
【魔 力】 50000+50000+12000
【攻撃力】 50000+50000+12000
【耐久力】 50000+50000+12000
【素早さ】 50000+50000+12000
【知 力】 50000+50000+12000
【幸 運】 50000+50000+6000
【機 能】 強化〈8〉、出力〈8)、加速〈8〉、光弾〈8〉、重力砲〈8〉、予備動力〈8〉、追跡弾〈8〉、後退弾〈8〉、人工知能〈8〉、収納〈8〉
【規格値】 約800億/1000億
・石板一覧(枠最大36)
【 5 】本体用石板
【 2 】巨大化用石板
【 3 】超巨大化用石板
【 6 】強化用石板(攻撃力)×6
【 5 】強化用石板(素早さ)×5
【 5 】攻撃用石板
【 5 】攻撃用石板(バルカン砲)
【 5 】守備用石板(光の盾)
※【】内、石板枠使用数
【名 前】 ハク
【年 齢】 2
【種 族】 亜神竜
【形 態】 幼体
【ランク】 亜神
【レベル】 99
【体 力】 74194+60000
【魔 力】 55871+60000
【神 力】 115871
【攻撃力】 79011+60000
【耐久力】 60194+60000
【素早さ】 79011+60000
【知 力】 47591+60000
【幸 運】 47597+60000
【特 技】 次元乱流、氷結地獄、終焉の炎、かみ砕く、切り裂く、踏みつぶす、えぐり出す、轟く、気配察知〈9〉、竜神〈3〉、ブレス無効、魔法耐性〈9〉、物理耐性〈9〉
【覚 醒】 竜の魂、神技発動
【神 技】 竜気〈5〉、竜騎一体撃〈3〉
※ここからステータス+竜神〈3〉で10万以下になるよう修正予定
アレンは魔導書を見ながら、仲間たちのステータスを確認し、武器や防具、魔法具に問題がないと判断する。
(ちらほら年をとってきたな。ハクは2歳でどえらいステータスだな。タムタムはこんな0歳良いのかと思うけど)
S級ダンジョンに行く前に白竜をアレンたちは倒した。
その後、すぐに生まれたハクは現在2歳だ。
【アレンたちの誕生日一覧】
・アレン 10月1日
・クレナ 12月30日
・セシル 9月1日
・ドゴラ 9月9日
・キール 7月1日
・ソフィー 5月1日
・フォルマール 11月30日
・メルル 9月18日
・シア 8月30日
・ルーク 3月3日
・ペロムス 6月15日
・ロザリナ 5月20日
・イグノマス 9月30日
・ハク 4月1日
・タムタム 1月10日
(クレナは竜騎帝から天騎士に転職したら、普通にスキルが全て引継ぎされたな。とんでもない数のスキルがあるんだが。クレナで覚えられるのか)
【転職時のスキルの引継ぎ】
①スキル全部引継ぎ
②エクストラモード級のスキルのみ引継ぎ
③一切引継ぎなし
①はクレナが試しの門をくぐる際と天騎士になった時に適用
②はドゴラの才能レベル9まで上げてから転生した場合に適用
③は一般的な転職ダンジョンや精霊神ローゼンからの転職
転職の状況や神の力によって、スキルの引継ぎが異なるようだ。
なお、転職時にレベルが引き継がれる場合とそうでない場合がある。
クレナとドゴラはレベル1からとなった。
レベル1になった場合は、すべてのステータスは半分引継ぎだ。
(才能のスキルレベル9になったら予想通り、カンストか)
またドゴラがスキルレベル9にいち早く達したおかげで、才能スキルのスキルレベル上がるごとの取得スキルが何か分析することができた。
才能のスキルレベルが9になると、スキル経験値の欄がなくなったので、9までしか上がらないようだ。
また、クレナがエクストラモードになった際にレベルが引き継がれたのは、思いだしてみても、魔王軍と戦闘中でレベル1になるわけにはいかない状況であった。
転職させる神側でステータスの引継ぎはある程度、調整可能なようだ。
【エクストラモードの才能スキルのレベルと取得スキル】
・スキルレベル1は、スキルを1つ取得
・スキルレベル2は、スキルを1つ取得
・スキルレベル3は、ステータス増強スキルを1つ取得
・スキルレベル4は、スキルを1つ取得
・スキルレベル5は、スキルを1つ取得
・スキルレベル6は、ステータス増強スキルのスキルレベル2
・スキルレベル7は、エクストラスキル級のスキルを1つ取得(複数の場合あり)
・スキルレベル8は、エクストラスキル級のスキルを1つ取得(複数の場合あり)
・スキルレベル9は、ステータス増強スキルのスキルレベル3、スキルを1つ取得
【ノーマルモードの星の数と才能レベル3時の取得ステータス増加数】
・星1つは2つの才能を300
・星2つは3つの才能を600
・星3つは4つの才能を900
・星4つは5つの才能を1200
・星5つは6つの才能を1500
・星6つは7つの才能を1800
※スキルレベル2になると2倍
【エクストラモードの星の数と才能レベル3時の取得ステータス増加数】
・星1つは2つの才能を1200、残りステータス600
・星2つは3つの才能を2400、残りステータス1200
・星3つは4つの才能を3600、残りステータス1800
・星4つは5つの才能を4800、残りステータス2400
・星5つは6つの才能を6000、残りステータス3000
・星6つは7つの才能を7200、残りなし
※スキルレベル2になると2倍
※スキルレベル3になると3倍)
この辺は時間とタイミング、転職後のメリットの大きさの兼ね合いとなってくるし、これ以上の強化がどれほど望めるかにもよってくるだろう。
アレンはソフィーとルークのステータスを魔導書で確認する。
(精霊使いたちは、スキルレベルの上昇が早いな。2人とも一気にカンストしたな)
精霊の園での大精霊神イースレイの試練を超えて、ソフィーとルークは仲間たちの試練達成の協力をしていた。
2人とも大精霊を4体の契約後は、ステータスアップのスキルや攻撃やバフスキルを手にして早々にスキルレベルをカンストした。
精霊使いの2人は高速召喚を使えるアレンに匹敵する程、スキルレベルの上がりが早い。
精霊の力を使っているため、最大魔力も高く、クールタイムをリセットすることもできる。
アレンは何か言いたげにシアを見る。
「なんだ、その目は? 余も挑戦するぞ。少しはスキルレベル上がったな」
「そうか。数日、スキルレベル上げをしていてもよかったんだが、まあ、どれほど使えるかってスキルだし。つうか、転職しても良いぞ。1人だけ星4つだし」
100連コンボの先に発動する神技「」を手にしたシアだが、スキルレベルを一晩の間に3にまで上げていた。
これは魔法神イシリスの報酬によるものだ。
アレンの仲間たちにはスキルを上げるという課題がずっと付きまとっていた。
【魔法神イシリスのスキル経験値獲得用武器のために必要な信仰ポイント】
・1億:スキル経験値2倍、クールタイム20%削減、攻撃力9割減
・10億:スキル経験値5倍、クールタイム50%削減、攻撃力9割減
・100億:スキル経験値10倍、クールタイム80%削減、攻撃力9割減
・1000億:スキル経験値20倍、クールタイム95%削減、攻撃力9割減
※武器は1種類のみのため、剣、槍、斧、ナックルなど必要な武器分だけ交換が必要
ヘルモードのアレンよりもエクストラモード、ノーマルモードの仲間たちの方がスキル経験値の獲得速度が圧倒的に早い。
そもそもアレンは、召喚獣の生成、合成、強化などの一連の動きに魔導書の中に魔石があり、自らに魔力があれば延々と魔力を消費してスキル経験値を獲得できる。
魔石の貯蔵は無限で、魔力回復リングがあれば、魔力もほぼ無限と言える。
その速度はエクストラモードになり、クールタイムが1時間と短くなった仲間たちのスキルの速度を遥かに凌駕する。
しかし、仲間たちはエクストラモードになったり転職したりなどでスキル上げ、レベル上げをする際、このスキル経験値の獲得がネックであった。
S級ダンジョンにいるときは、このスキルレベル上げがすぐにできず、半年とか時間をかけてきた。
その中で、アレンの霊力回復リングや腕輪の新調が落ち着き、メルルの信仰ポイント獲得によるダンジョンマスターディグラグニからの報酬を得た後、それでも霊獣狩りを続け稼いだポイントを使って、スキル経験値を増加し、クールタイムを削減するような報酬を求めた。
実戦では使用できない攻撃力の低下と信仰ポイントを対価に、スキル経験値の取得を倍増させ、クールタイムを軽減させてもらった。
武器の種類が違うと使いまわしが出来ないので、剣、槍、斧、ナックルなどを信仰ポイント100億ポイントで交換した。
アレンの仲間の他の仲間たちは、試練中にも転職を進め、試練後もスキル稼ぎ用の武器でスキル上げをした。
シアだけが1ヵ月連絡がつかない獣神ガルムの神殿の中で転職の機会を失うとは思ってもみなかった。
アレンはネスティラド戦を諦めてシアに転職を進めてみるが、このまま戦うという強い意志を感じる。
『ピイッ』
『ピピッ』
(ん? 見つけたか。ネスティラドだ。今は10メートルくらいの大きさで射程としては普通か)
鳥Eの召喚獣の特技「鷹の目」が木々の隙間を貫き、背後の木に自らの体重を預けて座るネスティラドを捉える。
鳥Aの召喚獣がネスティラドから身を隠すように近くの巨木に『巣』を設置する。
「よし、ネスティラド近くに巣を設置した。皆、気合入れていくぞ! バフを!!」
移動した場所はネスティラドの視認できる場所ではないが、距離にして200メートルもない。
ネスティラドなら何秒もかけず迫れる距離だ。
「はい! 精霊神様、セシルさんの試練を超えるための力をわたくしに!!」
「ふふ! 魅せるわよ!!」
「俺の精霊たちも力を貸せよ! いくぞムートン!!」
『おう!!』
事前にソフィーやロザリナにバフを振りまくように言う。
ルークや大精霊ムートンも力強く返事する。
降り注ぐようにアレンたちの中で圧倒的な力がみなぎっていく。
アレンは覚醒スキル「帰巣本能」を鳥Aの召喚獣に発動させ、仲間たちと共に巨木の影に転移する。
霊獣ネスティラドとの戦いが始まろうとしているのであった。





