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勇者様の側近の側近!  作者: ようまじゅつし
暗黒賢者がときめく瞬間
1/3

暗黒賢者 旅に出て即気絶

2作目です!1作目は「えーこの度は地球の人間全員異世界転移させたことを深くお詫び申し上げます……。」です!最高神を主人公といている小説なので見て下さい!

ファンタジーではお馴染み魔法。それを上手くこなす魔術師クフリー これはその魔術師が勇者の側近に恋に落ち側近になる為に頑張るお話……。


ここは南の魔王城にそこそこ近い街べーテル


……

…………

………………

「あぁもう!」


私クフリーは悩みに悩んでいた

「なんで上手くここの魔法が上手く出来ないのかしら……。」

私はこの世界の魔法の腕なら天才と呼ばれ、かなりの実力者の方で南の暗黒賢者と言われる程なんだけど……。

「ここの暗黒最上級攻撃魔法:ブラックホールアウト の吸い込む所まではいいんだけどそこからの相手を苦しめる所がなんかしっくり来ないのよねぇ……。」


最上級と聞いただろうか?しかしこの魔法を覚えている人は私しかいないがあくまで初期的な感じのままなので上手く使いこなせていない、けどそれ以外なら


「ダークスピア!……うんうん!この高いスピード、子周りの聞くいい感じ、そして極めつけは私オリジナルのその後に体を蝕んでいく闇!最高だよぅ!」


あっ言い忘れてたけど私はこのなんというか?このロマンがたまらないこの感じ、ウキウキして打ってからのこの満足感がいいんだよねぇ。 けど痛い言葉はいらないな。


そう思いを馳せながら外出の準備をしていると……


ドタドタドタ……ガララッ!

「ちょっとー! 何しているんですか!?」

彼女の名前はシーラ。私のお世話係をしている

「何って修行の旅に行くのだけど……」

「えぇ!ここの守護者としての自覚持ってます!?」

「そんな荷物持ってないよ?」

「馬鹿ですか!?……あぁそうだこの人魔法しか頭にないんだった……。」


ちょっとボケたつもりがなんでこうなった。

「その前に仕事してください!まずこの街の〜〜についても……」

「……めんどい」

「はい!?」

「私そんな仕事受け背負った記憶ないよ?」

「言ってたじゃないですか!この私、クフリーがこの街を収めようではないか!って!」

「……」

……思い出しちゃった

「えーっとてへぺろ!」

「てへぺろじゃないです、さぁ仕事が終わったら好きに行ってください!」

「ぐぬぬ……」

襟を掴まれて仕事場に連れていかれるーうわぁー!嫌だァー仕事したくないよぅー

我ながら子供のようになっていたことに恥ずかしく思う。


仕事終わらせた後……


「ゼェゼェ……そんじゃ……行ってくる。」

「バテてるけど大丈夫?そこまで仕事溜まってなかったでは無いですか」

「私には辛いのだよでは!」

こうして転移した先はこちらもそこそこ魔王城に近い東の街フール。転移した私は夕飯を食べていると……


「おいあれ勇者様か!?」

「あれはいにしえより来た伝説の剣ソウル!?間違いない!勇者様だ!」

その声を聞きいざ行ってみると4人のパーティがいた私が勇者です感満載な戦士、まだ素人じみた魔術師、武闘家と戦士で勇者の相棒であるかのようなまだ幼く覚醒もしていない聖獣グリフォンベビー

銀髪で金色の瞳、色白い肌に穏やかそうな顔立ちに赤いマント。

そうか、これが勇者か……しかし。

茶髪で赤色の瞳、少し日焼けした肌に引き締まった顔立ち、そして身軽そうな服、その武闘家に目が止まった。この格闘家はまだ未熟だが、いつかは勇者の本来の力に置いてかれず、むしろ活躍する素質を持ってあろうものだが何故か目を離せない……

(こいつは何かの魔法でも使っているのか?いや鑑定魔法行使してもそんな魔法なかった……しかしなんなのだ!?)


そう良く頭の血を巡らせ彼を観察し考えていると、その格闘家がこっちを向いた。そしてこちらに 笑 顔 を向けてきた。

「ハウっ!」

【急所に当たった!クフリーの心に9999のダメージ!】

なんなん……だ!?この私の精神に直接攻撃だと!?このすざましい程の速度の矢が当たった様な感覚で……。(闇魔法展開追跡魔法:ロックオン発動、対象勇者の……付き人の……武闘……家……。)

そう魔法を発動させた後はHPが尽きた時のような感覚に陥り、意識が朦朧としてきた。

(武闘家……いい……か……も……。)

もう何も考えることすらが出来なくなってしまい、私は意識を手放した。

クフリーのステータス

クフリー

人間

18歳

Lv27

HP◼◼◼◼◼◼◼◼◼◼

MP◼◼◼◼◼◼◼◼◼◼◼◼◼◼◼

スキル

鑑定魔法(LvMAX)闇魔法(LvMAX)暗黒魔法(LvMAX)深淵魔法(Lv7)魔法改造 自己再生

称号

暗黒賢者 生まれながらの天才 恋する乙女 やや厨二病

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