表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
First Novel  作者: GARAM
17/37

第十五話

次の日…




カイル家の庭で朝食を済ませたレイとカイルがトレーニングをしていた




メニューは

腹筋 50回

背筋 50回

腕立て 50回

スクワット 100回

握力 100回

ランニング 1キロ

各5セット昼食までに

と言うものだ




いや…まだ8歳の子供になんてえげつないメニューを…




と思いきや簡単にやってしまうレイが怖いよ笑




レイが日常やっているメニューは

腹筋 100回

背筋 100回

腕立て 100回

スクワット 500回

握力 100回

ランニング 3キロ

各時間の限りやり続けている




カイル『レイ、お前そんなに鍛えてどうすんだ?将来何になりたい?』




カイルは疑問に思い問い掛けた




レイ『僕の尊敬する人はお父様です。僕の夢はお父様を越えること、目標はお父様の右腕になることです』




レイはトレーニングをしながら誇らしげに答えた




そんなに…いい職業じゃないんだがな…




早めに終わり休んでいた二人にサヤから




サヤ『ご飯出来たよぉ可愛いmy boy♪とカイル〜』




いや…そこはmy darlingと言って欲しかった…




言うまでもなくカイルの想いはことごとく却下された




昼食のメニューはとにかく肉が大量、後二人の前にはほうれん草とレバーがあり水には少し塩を入れてある




鉄分は血、塩分は汗をかくからとサヤの気遣いだ




レイ『お父様、昼食後は何をするんですか?』




カイル『剣技の稽古だな。レイには昔クロフォード流を多少教えたけどお前なりにアレンジしてそうだから見てみたいしな』




カイルがそういうとレイは嬉しそうに微笑んだ




と殺気!?サヤの方を見ると正に狂気に駆られた鬼の形相でカイルを見ていた




サヤ『リンちゃん♪もしパパがレイ兄ちゃんを傷付けたら今日はパパの肉製ハンバーグにしよっか♪』




リン『うん♪それはそれですっごい楽しみ♪』




マジだよ!!こいつらマジだ!!パパの特製じゃなくて肉製って!!俺死ぬの!?ミンチにされちゃうの!?その上喰うの!?




レイ『稽古中に傷を負ったらそれは僕の力不足でお父様は関係ありませんよ。その上傷は男の勲章です』




レイありがとう!!助かるよ!!




カイル『ありがとうなレイ。しかし傷が勲章とは限らない…大切なのは生きることだ。わかったか?』




はいっ!!とレイは応えた




昼食を済ませ少し雑談し二人は庭に戻った




カイル『見せてもらおうか…レイの我流剣技をね』




カイルがそう言うとレイは構えた




構えには隙が少ない。がとても独特な構えだ




左足を前に出し腰を落として右手を顔の隣に持ってきて左手を前に出し人差し指と親指の間に模擬刀を乗せている




サヤに聞いたら色々な剣技を研究してたらしいからな…楽しみだ




先に仕掛けたのはレイ




一直線に走ってくる




早いが…甘いな




カイルが模擬刀を振り下ろすとレイは高く飛翔しかわした




へぇ…やるねぇ。次はどうでる?




飛翔中に剣を振るって来る




何!?ダンシングソードか!?




ダンシングソードとは基本的には踊りとされている剣技だがレイは独自に剣技にしたらしい




カイルが一旦引くとレイは近くの大木を蹴り横に飛んだ




来る!!と思いカイルは刀で守りの構えをとった



がレイは地面を手で弾くと体は上に飛びカイルの後頭部に模擬刀がクリーンヒット!!




したかのように見えたがカイルはギリギリでガードした




おいおい…マジで子供か?knightの隊長よりは確実に強いぞ?




その後も何度か危うい場面があったが二人ともケガなく稽古が終わった




そして帰宅後、レイは疲れたのか風呂に入りご飯を食べると足早に自室に帰り眠った




リンもダンスの練習で疲れていたためレイと一緒に部屋に帰り眠った




サヤとカイルがたわいもない話をしているとインターホンがなった




カイルが玄関を開けるとシン達が居た




シン『レム様が明日、新メンバーを正式に入隊させると…』




シン達の表情は曇っていた…




無理もない…か…




カイル『わかった。お前達も今日は早く休め。恐らくサルティアに行くことになるだろうからな…』




頭を下げ帰る三人…




また四人に新しき厄が迫っていた…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ