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その奇跡が何回も起きたらそれは奇跡と呼べるだろうか  作者: トモットモ


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2/2

とある奇跡を呼び起こす少女たち

「奇跡、授けてくれるんだよな」

 俺がその場のノリに合わせるように言うと3人のおにゃのこたちは一斉に頷く。

「はい」

「ですです」

「あなたの奇跡をお聞かせくださいです」

 俺は一回コクリと頷くと、ゆっくりと口を開いて言った。

「じゃあお前ら、……生きろ」

「「「!?」」」

 3人は、俺の言葉に驚きの表情を浮かべた。俺ははあ、と息をつく。

「そんな今にも力使い果たしますみたいなシケた面してんなや。毎日少しずつでいいから、楽しく生き延びてみせろ」

 現に俺がそうだしな。

 俺の〖奇跡〗を聞いて3人は互いに顔を見合わせる。そして輪になって、ひそひそと話し始めた。

「……びっくりしたです」

「ですです」

「まさかそんな奇跡の使い方が……」

 俺もう帰っていいか? 眠ーんだけど。

 俺がふわわんと欠伸をしちょると、金髪ツインテールのおにゃのこがクルッと俺の方を向いた。

「お待たせしましたです。協議の結果……可能と判断したのです」

「そいつあ、よかった」

 俺はパチパチと軽く拍手。もう帰っていいか?

「それではあなたに奇跡を授けるです」

「準備はいいですか?」

「いきますですよ」

「へーへー」

 少女たちが順に、念を押すように俺に言う。俺はそれを軽く聞いてお返事お返事。

「「「せーのっ」」」

 カッ!!!!!!!!!!

 眩い閃光。のわーっ! と俺は慌てて目を塞ぐ。

 そして――

「き、消えた……」

 3人の儚げな少女たちは忽然とその場から姿を消した。俺は、暫くぼーっとその場に立ち尽くしていた。

 

 俺は住んでいるアパートへと帰宅する。

「ただいま~っと」

 帰ってきたらまずは手洗いうがいだよな。大事大事。そんでもって俺は一日の疲れを食べて、風呂入って、癒した。

 そして俺はベッドにゴロニャンして、手許にある雑誌を手に取る。その表紙にはグラビアがこれでもかと言わんばかりに存在感放ってらあ。

 俺は、まあ願う。どうかいい夢見られますように。ってさ。じゃ、おやすみー!

生きることは奇跡でござるな~。次回に続きます。

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