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いらっしゃいませ。

町の片隅。

作者: caem


 幼い頃にはたくさんあった それはやがて町の片隅へと


 喫茶店のテーブルにもされていた ピコピコピコピコと


 メロンソーダをそばにして アイスコーヒーをそばにして


 それがいつしかなくなって 町の片隅から姿を消した


 かつての憩いの場所はなくなった 次々と姿を消していく


 そんな懐かしい思い出が また味わえると聞いて赴くと


 あのころは五十円玉を使えたのに それで何回も遊べたのに


「いっかい、千円からです」


 そんな アミューズメント施設でした



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