表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

34/115

第34話 フェリスの覚悟

 その日の夜。


 リリーナが、眠っている。俺の部屋のベッドで。


 どんだけ寝とるんじゃい!


 俺の寝る場所がない。両親の部屋にもベッドはあるが、シーツと布団がないのである。ここで、二つの選択肢がある。一つは、リリーナと一緒に寝る。もう一つは、レインと一緒に寝る。普通に考えれば、リリーナと一緒に寝るという選択肢だが……。今日は、レインが凄く頑張った。レインがいなかったら、俺もリリーナも生きてはいなかっただろう。


 ううん……。レインに、お礼をしたい。レインへのお礼……。やっぱり、アレだよなあ。キスしか、ないよなあ。でも、なあ……。レインのキスは、長いんよ。レインとキスした後は、いつも……。


 はぁ……はぁ……。って、息切れ状態になるんよ。まあ、レインの気持ちも分からんでもない。正直に言って、レインとのキスは……。俺も、したいって思ってしまう。


 何だろうね。


 レインとのキスは、俺にとって……。安らぎを与えてくれるもの。として、認識されてしまっている。もしかして、俺は……。レインと、一緒に眠りたいと思っているのか?


 まあ、色々ぐだぐだと考えてもしょうがない。


 ここは、腹を括るしかないか!


 俺は意を決して、レインの部屋へ向かう事にした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ