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シデーロス

 街の中心に巨大な塔があってそれを囲むように出来ているのがシデーロスの街だ。


「おぉ、冒険者っぽいのがたくさんいるな! 栄えてる!」

「冒険者が多いより住民が多い方が都市としては栄えてるんだけどね、ヒュドラルやカルコスよりは栄えてるわね」


 まずは冒険者ギルドだ。おおっ!! デカい!! さすがは冒険者の街だな!


 異動手続きを受付嬢のアイルさんとやらに対応してもらった。

「アウルヴィアのお二人、ようこそ、シデーロスへ。この街のダンジョンはあの塔よ。大きいでしょう?」

「アレがダンジョン‥‥‥」

「大きいわね‥‥‥」


「Cランク以上の冒険者が挑戦出来ます。最上階まではまだ誰も到達していないのです。是非頑張ってみてくださいね」


「俺たちはまだ挑戦出来ないな」

「次は宿を取りましょう」



 宿は【黄金の獅子亭】というなかなか上等な宿だ。一階が食堂で二階以上が宿泊部屋だ。

 例の説得によりまた一部屋だ。

 もう慣れてきた。


「ここはオークカツが有名なのよ! 食べましょ!!」

「そうだな、楽しみだ!」



「はい、お待たせしました! 名物のオークカツです」

「おぉ、美味しそうじゃない!」

「ホントだ、美味そうだな! いただきまーす」


サクッ! ジュワッ!! 


「「美味しい!!」」


 つい二人でハモってしまった。

 でもそれぐらい美味しいから仕方がない事だ。

 ビールにも合うしワインでも良いな。でも元日本人からすると米が欲しいところだが‥‥‥。


ーーーーーーーーーーーー


 翌日依頼を確認する。

『スノーウルフの群れの討伐(カイーロ村)』


「コレが良いんじゃない? 訓練にもなりそうだし」

「そうだな、これにしよう」


 依頼を受注した。

「この季節はかなり冷えますよ。防寒具を揃えて行く事をお勧めします」

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