表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/23

テンプレ

 おっす、少年。なんやえらい暗い顔しとんな。ん? なんや小説が書けへんて? んなもん簡単や、すぐ書けるわ。なんやったら俺が教えたってもええで?


 まず男の子用意するやろ? その男の子は退屈しとって、外の世界に夢見てんねん。んでな、その男の子の上に女の子を落とすねん。間違っても雨の日にすんなよ? 晴れっていうのが重要や。


 そんで、女の子は雲の上の国のお姫様ってことにしよ。雲の上の国は悪の組織の攻撃を受け取って、ピンチになったからお姫様は助けを求めて地上に下りてきたんや。男の子はお姫様を助けるために雲の上に行くんや。


 それから男の子はようさんの仲間と出会う。ピンチに陥って成長して敵を倒すって展開を何回か繰り替えそおか。仲間との別れもあっていい。そんで最後にはラスボスを倒して、地上に帰ってくるんや。ひと夏の冒険って訳や。どうや、簡単やろ。


 なんや、これを書くのも難しいやて? そんな難しく考えんなや、大丈夫やて。そりゃ書いとううちは面白いか不安になるやろうけどな、文のレベルが低くても案外読んでもらえるもんや。それにな、書かなレベルは上がらんぞ? うだうだ言う前に書け、少年。お前の未来は明るい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ