5.帰宅
最高に短い
グラハムさんと別れたあと
他の冒険者の人から様々な話を聞いた
ルーマン大陸には
テルタンジア王国
マハルド公国
メ・ルドレ共和国
バレ聖王国
の4カ国があるそうだ
元々はメルドザルド帝国という一つの国だったらしいのだが反乱とかがあって分裂したらしい
国教はウルギウス教冒険者の皆様は教えとかは知らないらしい 教会にでも行ってみるのもありかな?
遅めにマルトルに来たからそろそろ午後4時あたりかな? 腕時計渡さなくてもよかったなぁ
武器屋とかは明日また見ることにして
今日は帰ることにした
帰りの馬車待っていると
第3の制服を着た男の子が着た
「おっ!神々の使徒君じゃないか!めっちゃ冒険者ギルドで騒がれてたぞ、支給された装備で行動しといたほうがいいぜ、俺は立花 司こっちは中村と高橋あと佐久間よろしくな」
と自己紹介したところ
めちゃくちゃ睨まれた
「僕は神々の使徒なんて名前じゃない、近衛 正義って名前があるんだ、僕は忙しいからあまり関わらないでくれ」
「そ、そうか…ごめんな」
感じ悪っ!
今日はいろいろあった
転移したし、同じ学校の2人が追放されるし、グラハムさんと出会えたし、神々の使徒君が近衛正義って名前だってことも知れたし
ん?
転移したんだよ俺!転移!やば!?
勝手に人を召喚して危ない目に合わせようとするとか信用ならねぇ!
魔王倒すまでは帰れなさそうだからそれまで強くならねば
と馬車に揺られながら決意を新たにした司であった
「え?夕飯でないの!?てか今思ったら昼食もなかったじゃん!まてまて俺今日朝しか食ってないじゃん!」
「落ち着け司、でもおかしいな?流石に毎日やれとは言わないが初日ぐらい歓迎会的なことしてくれてもいいのにな」
「腹減ったぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛」
「〜〜!〜〜〜〜!くまさま〜!佐久間様ー!」
「?、佐久間君呼ばれてるぜ」
「あ、あぁちょっと見てくる」
そのあと佐久間君が帰ってくることはなかった…
(ちょっと待ったが空腹を紛らすために寝た)
次は追放された人達の視点です