自問自答の談話室
今回は、真壁心とのイチャイチャです笑
今後、シリアスな展開になってくるので、少しは、柔らかめの話を組み込みました!
なんか、人狼ゲームの意図と外れてますが、そこはお許しくださいm(_ _)m
話し合いのあと、俺は部屋の鍵をとったが、部屋には行かず2階の談話室で、休んでいた。
ここに、くる前に厨房によって珈琲をとってきた。うーん、ホットは温まるなぁ…。
自分の部屋で休めばいいと、思うだろうが部屋にいると、誰かが来るかもしれない。
まあ、ここの談話室も十分人がくる可能性もあるけどね。
さて、今回のゲーム…なんか複雑になってるな…。
前回は『裏切り者』、なんていう役職はなかった。
しかも、その新しい役職が俺になってしまった。
さて、この新しい役職をどのように活用して、勝利するかが問題となってくる。
俺は、たち位置というものが無いから、どちらの陣営に加担すればいいのかわからない。
普通は、優勢となっている陣営に加担するが、今後どうなるかわからない。
また、一度片方に加担した場合、後戻りすることはできない。
なんせ、2つの陣営どちらもの味方何てしたら、裏切り者だと疑われる可能性がある。
かといって、どちらの陣営にも入らなければ、また何かと疑われる可能性がある。
うーん…どうすればいいのだろうか。
あーもう!わかんねーよ!
頭をぐしゃぐしゃっとかいても、全然スッキリしない。
まあ、それもそうなんだよなぁ…。
なんせ、2回目だとしても命を賭けるゲームを、しているのだから。
そんな風に、自問自答を繰り返しているとガチャリとドアを開けて、入ってくる人がいた。
俺は、あわてて髪の毛を整えて姿勢を正す。
「あら、朱音さんではありませんか~」
入ってきたのは、どうやら真壁さんのようだった。
ほわほわっとした笑顔で、こちらに向かってきて、何の躊躇もなく隣に座ってくる。
おお、女子が隣に座っている…。
俺は、女性との関係を持ったことがないから、半分くらい感動していた。
「そういえば、朱音さんはなぜここに?」
真壁さんが、聞いてくる。
「うーん、俺はちょっと考え事をしにね…」
「あらあら、そうなんですか。奇遇ですわね、私も少し考え事をしにここに来たのですよ」
そういって、ふふふ、と笑って答える。
あれ?真壁さんとは、俺普通に話せるなぁ…。
なんでだろう?
「そういえば、いきなりなのですが質問よろしいでしょうか?」
「なんでしょうか?答えられる質問なら、答えますよ」
「朱音さんの、役職ってなんですか?」
「ぶごふぉッッ!!」
盛大に、珈琲を吹き出してしまった。
「だ、大丈夫ですか?!朱音さん。いきなり、変な質問して申し訳ございません!」
そう言いながら、俺の珈琲のかかったズボンを拭いてくれる。
「真壁さん?!いいですよ、大丈夫です!それよりも、先ほどの質問なのですが…」
「あ、あの質問ですか。無理に答えなくても、大丈夫です。気を悪くしてしまったら、ごめんなさい」
そういいながら、俺のズボンを拭く手を1回とめ、謝ってくれる。
そのあとも、律儀にズボンを拭いてくれている。
ここまで、されたら答えないわけにはいきませんなぁ…。
けど、ここで本当に答えたらどうすれば良いのだろうか。
けど、真壁さんなら…信じられるかもしれない。
初めてあった人をいきなり信じるのは、変なことかもしれないが、なんとなく真壁さんなら信じられるのだ。
「あーっと…別に気を悪くなんてしてないから、大丈夫ですよ。俺の役職は、少し驚くかもしれないですけど、裏切り者…です」
俺が、役職をカミングアウトすると、一瞬だけ真壁さんは俺のズボンを拭く手を止めて、俺の方を向く。
その目は、なにかを狙う獣のような目だった。
い、いや!真壁さんに限って、そんなことをするはずはない。
そう自分に、言い聞かせる。
「裏切り者…ですか。その目は、本当のことをいっているんですね。なら、私も本当のことを言わなければなりませんね。私は…人狼です。驚きますか?」
およ?あっさりと、本当のことをいったぞ?
ここで、敵となる俺に本当の役職をいうと、吊られる可能性がある。
だが、俺は『裏切り者』だから人狼の味方をしてくれると思ったのだろうか。
ここまで、カミングアウトされると味方せざるを得ないなぁ。
「そうなんですか…。まさか、人狼とは思いませんでした。俺は、裏切り者なので、良ければ勝利のためのお手伝いをしますよ」
俺は、にっこりと笑って真壁さんのに言う。
「え…?そんな簡単に、味方なんてして良いのですか?」
「いいんですよ、真壁さんには色々とお世話になりましたし、俺にとっても、人狼陣営の味方をして、損もないですから」
「本当ですか?!ありがとうございます!その代わりに、私は誰にも朱音さんの役職をいいません。仲間にも、いいません。これは、私と朱音さんとの約束です」
そういって、俺の手をしっかりと握って力強くいってくれる。
おお、めっちゃ手が柔らかい…。
って、煩悩を発揮させるんじゃなくて!
「じゃあ、俺も真壁さんが人狼なのは絶対にいいません。これは、真壁さんとの役職です」
俺も、真壁さんの手をしっかりと握り返す。
そうすると、真壁さんがにっこりとわらって手を離す。
「ふふふ、ありがとうございます。良ければ、お近づきの印に良ければ、名前で呼び合いませんか?結城さん」
ん…?真壁さんを俺が、名前で呼ぶ?
というか、さりげなく真壁さんが俺のことを、名前で呼んでいる。
こ、これはまさにギャルゲーの鉄板ネタではないか!
って、そんなことを考えるんじゃなくて!
「わ、わかりました。まか…じゃなくて!心さん」
うっわぁ…呼ばれるのものてれるけど、呼ぶのが一番照れる!
多分、俺の顔はめっちゃ赤いと思う。
しょうがないじゃないか!女の子と仲良くするなんて、俺の人生で初めてなんだから!
それにたいして、心さんはなんの照れもなく平然としている。
凄いな。男性経験豊富なのかな…。
「ふふふ、お顔が真っ赤ですよ。ゆ・う・き・さ・ん」
うわぁ…めっちゃ『結城さん』を強調してくる。
真壁さん、Sか?!Sなのか?!
ヤバい、めっちゃ照れる!死ぬ!死ねる!
半ば、頭が照れと恥ずかしさで、崩壊してしまったが、どうにか平常心を取り戻す。
「ま…心さんは結構意地悪なんですね…」
そういうと、心さんは悪どい顔をして
「あら、私にそんな気は全くないのですよ?」
と言い、にっこりと笑ってくる。
真壁さん、可愛い顔した悪魔ですよ。
おおっと。こんなことをしている、暇なんて無いんだった。
人狼ゲームのことについて、考えないと。
「結城さん、そろそろ人狼ゲームについて考えないといけませんでしてよ?」
そういって、心さんは時計を指差す。
今の時刻は、3時を少し回ったくらいの時間だ。
一時間近くも、ここにいたのか。
「そうですね、では話し合いしましょうか」
俺は、胸ポケットからメモ帳とペンを取り出して、話し合いの体制をとる。
そして、心さんとの話し合いがはじまった。
さて、次回はしっかりとした話し合いをするので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m




