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第六章:まずい昼飯。

最近、しょっちゅう羽衣が遊びに来る。僕のクラスに。やっぱりアイを探しに。「アイー… !ちゃーすっ!あやめ!!」「あ……。羽衣。久しぶり」「アイいる?」「いるよ。藍ちゃーん」「んー?」「羽衣がよんでるー」「オッケー」女子のやりとりなんていつもこんなかんじ。ワンパターンな会話が毎日飛び交う。「真希ちゃーん」「はいはーい!」「雪菜いるー?」「ちょっとまってー」こんなかんじ。これが毎日毎日くりかえし。男子はと言うと「おーいいくぞー」「今行くー」以上!もう話の内容は理解できてるから会話の余地なし。女子みたいな無駄な話も一切ない。でも、僕は女子みたいなコミュニケーションはとったほうがいい気がする。気がするだけだけど。そうすれば僕と『あの子』みたいにはならなかったと思う。クラスが違っても話せるように。そうすればずっといっしょにいられたのに……。今でも境目はある。きっと消えない、大きな溝。もう手遅れ。消す方法はずっと考えているけどもう無理なんだ。あの子が話しかけてくれても僕は話しかけられない。昔のまま。あの子はさそってくれたのに僕はさそえない。話しかけることもできない。勇気がない。僕の心は、とても怖がり。すぐに隠れてしまう。僕にもそんな勇気があったらいいのに。

「いっしょにあそぼう」

はじめてもらった言葉。僕は同じ言葉を返してあげられなかった。「かえしてあげる」じゃなくて僕が返したかったんだ。言えばいっしょにいられると思ったから。でも、もうおそい。それでいい。僕に勇気なんてなかったんだから。


「綾崎?気分でも悪いの?」授業中。あやめが僕の顔をのぞきこむ。「別に……。」そっけなく答えた。「…本当?」あやめは勘が鋭いなぁ……。具合悪いのもうばれちゃった。あんなこと考えたから頭いたい……。 もういい。寝ちゃお。


「ん……。」まぶしっ!!太陽が照りつける午後。カーテンを閉めても意味なし。「昼ご飯を買いに……。」購買に行こう。弁当買いに。眠い……。眠すぎ……。どこで食べよう。面倒だから教室でいいや。……あやめ。あやめも教室で食べるんだ……。気まずい……。あんまり人いないし……。新太もどっか行っちゃったし……。となりで食べんのやだなぁ……。しょうがない。そっぽむいて食べよ。…………気になる……。でも見たら変態扱いされるな……。やめた。


あ〜……。なんか味わかんなかったなぁ……。(あやめのせいで)損した気分……。

そしてまた、午後の授業がはじまる。

なんていうか……。優真の心の闇はつづきますね〜

実際優真は誰が好きなんです?(作者が聞いてどうする)誰だと思います?みなさん。よければ答えてください。解答をあたえられる自信はありませんけどね。


ここだけ裏話! デビュー作で連載!?

        実はこの作品デビュー作なんです!

        いきなり連載し始めたもんですから、

        いつ終わるか見当つかないんですよ(笑)

        私もバカですね〜(笑(笑(笑)ケタケタ

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