地図と仮説と仲間の異常と
またまた短くなってしまいました。
次ぐらいに一気に書くつもりです。
転生してから一日。
永遠と続く一本道を歩き続けいろいろな物を見たり拾ったりした。
例えば道で見た馬車の様なものの残骸。
ところどころ切られたような跡があり食料、水が残っていることから俺らは魔物なるものがこの世界に存在し、それがまだ近くにいるかも知れないという結論をだしすぐにその場から離れた。
その際、食料 水 ここら一体のものと思われる地図を持っていったけど大丈夫だよね?
他にはその場を離れたあと俺らが立てた仮説を裏付ける子鬼みたいな存在を確認した。
それらは複数で何かをたくさん焼いておりその一つが人の腕に見えた気がする。……気のせいだよな?
地図を見るとこの道をこのまま行くと王都につくらしいのだが問題が一つ生じた。
地図に街などの名前が書いてあるのだがカズがこれをなんと書いてあるのか読めないという。
俺に読めてカズに読めないこの違いは何か王都に行ったらわかるのだろうか。
「今日はここで夜を明かそう。ちょうど雨が降ってもしのげる洞窟もあるしね。」
「ああそうだな。、、、なぁカズさっきの事」
「大丈夫だ。なにかあるんだろう。それに王都とか言うとこにいけばわかるだろうし。さ、今日はもう寝よう。多分明日には王都につくよ。」
そう言い焚き火の火を消す準備をするカズ。
その表情は全く気にしていないという顔をしており逆にこの状況を楽しんでるようにも感じた。
これが委員長の余裕なのだろうか。
俺だったら途方に暮れて居ただろうな。
感情を隠すのがうまいのか、本当に気にしていないのかそれを俺が知る方法はない。