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幕間と復讐と彼が消えた世界と

 いないいないいないいないいないいなイいナイイナイイナイイナイイナイイナイイナイイナイイナイイナイイナイイナイイナイイナイイナイイナイ

 昼間だというのに辺りは暗闇に覆われている。

 空には不気味な程黒く厚い雲が覆っており電気が無いと何も見えない。

「あああどこに行ったの私のユウくん。ユウくんどこ?私を置いていかないで。あの日私に言ったじゃない。例えそれがアニメのセリフを真似たモノでも良かったあなたから本心が聞けたもの。」

 そこに一人、暗闇に中で誰かを探す彼女がいた。

 前髪が長く顔がよく見えずクラスから気持ち悪がられ浮いていた彼女。

 そんな彼女と一緒にいた物好きがいた。

 坂塚ユウト、彼女が探している元ボーイフレンドだった。

 元というのは彼は1週間前学校に突如乱入してきた殺人鬼に殺されているからだ。

 殺されたのは彼を含め20人弱。

 しかもまだ逃亡中である。

 いろんな事がわかっていないが一つわかる事がある。

 彼女は復讐するだろう。殺人鬼に。


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