けいじじょうのかみさま
形而上(けいじじょう)=形を持っていないもの。哲学で、時間・空間の形式を制約とする感性を介した経験によっては認識できないもの。超自然的、理念的なもの。(デジタル大辞泉)
形のない概念のようなものにも 神様は、一応、宿っている。
でも、ちょっと表現のむずかしい神様たちだ。
形のないものに宿る神様たちは、とにかく逆説(パラドックス)に陥りやすい。
まず、なにをいわんや、逆説の神様というのが、いる。
居るのか居ないのか、居たほうがいいのか居ないほうがいいのか、とにかく悩ましい。
『もし逆説というのものが実在するとしたら・・・』なんて、ヤボだからもう、書かないよ。
居るんだから、しょうがない。
でも神様たちですら、たまにちらっと見るだけ。
あれ、今もしかして、ちょっと彼いた?みたいな。
もっとメンドクサイ神様もいる。
神様という概念に宿る神様だ。
この神様がいるおかげでヒトは神様という存在を考えることが出来るのだけど、本人はアイデンティティーが崩壊しているというか、アイデンティティーのみというべきか。
ちなみに、他の神様たちはこの神様の存在を知らない。
知ることが出来ない。
神様の神様だから階層が一個違うというか、次元が一つ上というか、そんな存在。
この神様も他の八百万の神様を知らない。
神様は自分一人だと思っている。
でも人間から見たら、どっちも神様。
まあ、この手の神様は、ちょっと癖のある個性派ぞろいですからね。
続きはまた今度。